超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

歳時記俳句・秋あざみ

2024-08-11 00:03:17 | 自作俳句
わが町の鯰暴れる秋の宵
秋暁や空は曇りてやや涼し
天高し鉱石標本今日届く

虫も止み朝の静けさ盆休み
潰えてもまた持ち直す秋曙光
当分は無地のTシャツ秋旱

稲妻に夕立もあり汗も引く
秋出水河川情報字幕かな
野分立ち取り止めになる宵祭

秋鯰列車止まりて生中継
花栞わが思春期の血止め草
少年の列車の窓や秋あざみ
コメント (2)
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