超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

歳時記俳句・廻り灯籠

2024-08-15 00:03:21 | 自作俳句
花巻の地人協会秋花火
残暑中冷房名残果て知らず
お握りを二つ握りて終戦日

猛暑日が二十数日秋旱
十五年異常気象や秋の蝉
人の縁寄せては返す秋の波

画家の筆走る今夜の星月夜
ペルセウス流星群を闇で待つ
天高し秋晴れに次ぐ秋晴れや

人の世をすべて見続け宵の月
あの時の秋の夕焼け今一度
追憶の廻り灯籠 無限回

写真©  岡村屋 回り灯籠
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