超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

歳時記俳句・青葉出づ

2024-05-30 00:03:09 | 自作俳句
青葉出づ木々の眩しき季節かな
秘めながら露わなままで新樹立つ
山人のよく知る森の小径かな

山目覚め森の隅まで生え出づる
留まらず浮かんでは消え夏の雲
万緑の生まれては消え夏来たる

その背中追い掛けながら夏の川
快晴の町を歩きて風薫る
清水湧く岩場に出たり夏木立

次々と夏の星座の廻りゆく
白鳥座いて座や琴座見る瞳
髪型で違って見ゆる夏姿
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする