超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・籠枕

2024-05-15 00:03:23 | 自作俳句
朝涼し熱中症も快癒せり
夏の日の大いなる午後近づけり
歳時記を買いて歩けば燕かな

雲海を遠く見下ろし時熟す
境内の奥の岩肌滴れり
通い道草深きなか白き靴

夏帽子欠かさず被る軽衣かな
蜜豆を食べて語らうご学友
午後三時籠枕にて夢の人

網戸から風心地よく筆進む
十光年待ち人来たり夏銀河
葉桜の後の若葉も目に青し
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