美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

ビル・エヴァンスの映画「Time Remembered」を観ました。

2019-07-24 | 映画

モダン・ジャズ・ピアニストの巨匠、ビル・エヴァンスの生涯を「本人の肉声」や

彼の身内、親交のあったミュージシャンら彼を直接知る人たちの貴重な証言や数々

の写真と記録映像をもとに構成された映画「Bill Evans  Time Remembered」を

今月のはじめに大阪・梅田にある「シネ・リーブル梅田」で観ました。

※この映画を紹介している動画です。

 

スコット・ラファロの動く映像やビル・エヴァンスの姪デビー(兄の娘で有名な彼の楽曲

「ワルツ・フォー・デビー」でテーマにした)のインタビューには驚きました。

この映画作品は、2015年にブルース・スピーゲル監督が制作したドキュメンタリー映画

『Time Remembered:Life & Music of Bill Evans(英題)』で、日本では4年後の

今年に公開されました。「五大陸国際映画祭」「モンテビデオ国際映画祭」をはじめ

とした世界各国の映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞に輝いています。

 

ビル・エヴァンスについては、あまりにも有名なのでここで記載するのは、かなりの

文章が必要なので省略しますが、マイルス・デイヴィスとのモード奏法により創造された

アルバム「Kind of Blue」やその後に彼のピアノ・トリオによるインタープレイ

(ドラムもベースもピアノと対等にブレイする)などジャズの演奏スタイルに大きな影響を

与えた人物です。

※有名な「Waltz For Debby」を。 モノクロですが、彼の演奏が見れる1965年に撮影

された貴重な映像です。

 


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2 コメント

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Unknown (mako)
2019-07-24 21:22:36
「ビル・エヴァンス」のことを知り、私は演奏に対する考え方とか参考になりました。
とことん演奏して楽譜に残し、素晴らしいことだと思いました。
きれいな音色の音楽は、誰もを魅了しますね。
動画のピアノを聴いて、うっとりでした。
薬に走らなかったら、もっと長生きできたのに
もっといい演奏を残したのにと残念です。

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makoさん、ありがとうございます。 (yukitoshi)
2019-07-25 10:12:40
ビル・エヴァンスは、自分の演奏を納得が
出来るまで、妥協をしなかったですね。

スコアにたくさんのコードや音符を書き入れ
て、色々試している様子がこの映画で出ていました。

モード奏法を完成させたのも彼ですね。

本当に惜しいです。彼がもっともっと活躍して
いたら、ジャズの演奏スタイルに変革をもっと
おこしていたでしょう。

彼の弾くピアノの旋律、アドリブは、とにかく
美しいですね。

やたら速弾きするピアニストとは違い、私は
彼の演奏に知性を感じます。
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