美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ I've Got You Under My Skin

2013-12-15 | Jazz Vocal

コール・ポーター(Cole Porter、1891年6月9日~1964年10月15日)は、

ミュージカルや映画の楽曲を手掛け、たいへん多くのスタンダード・ナンバーを

残した偉大なコンポーザーです。 

 

コール・ポーターの曲といえば 『Night and Day』、『Begin The Beguine』、

『You’d be so nice to come home to』、『Love For Sale』、『So In Love』、

『What Is This Thing Called Love』 など、ものすごく多くの名曲があります。

 

それらの中で、日本語の曲名『あなたはしっかり私のもの』

(オリジナル・タイトル『I’VE GOT YOU UNDER MY SKIN』)

は1936年のMGMミュージカル映画「踊るアメリカ艦隊」

(オリジナル・タイトル:Born to Dance)のためにコール・ポーターが作詞・作曲

した曲で、フランク・シナトラがネルソン・リドルのアレンジで歌って大ヒットさせました。

この曲は私の大好きな曲の一つでカラオケでもよく歌っていますが、やはりアマチュア

の私には、かなりむつかしい曲です。 

 

※昨年、ジャズ・ライブハウスでリハーサルなしの生バンド・セッションで

  歌った時の録音です。私の超下手ッピな歌なのでスルーしてもらっても

  いいです(笑) 

 

フランク・シナトラのレアな写真をスライドしています。

I've Got You Under My Skin  " Frank Sinatra - Rare Photo " 

  

では、フランク・シナトラで 

Frank Sinatra - "Got You Under My Skin" (Concert Collection)

 

 

<歌詞>  

I’ve got you under my skin
I have got you deep in the heart of me
So deep in my heart, you’re really a part of me
I’ve got you under my skin

I tried so not to give in
I said to myself “This affair never will go so well”
But why should I try to resist when, daring, I know so well
I’ve got you under my skin

I’d sacrifice anything, come what might,
For the sake of having you near
In spite of a warning voice that comes in the night
And repeats in my ear

“Don’t you know, little fool, you never can win
Use your mentality, wake up to reality”
But each time I do, just the thought of you
Makes me stop before I begin
‘Cause I’ve got you under my skin  

 

I’ve got you under my skin は、直訳すれば、『私の肌の下にあなたを取り込んだ』と 

なりますが、「You get under my skin」という慣用句は、「もどかしい」気持ちの表現と、 

英語では誰かを好きになるという感情を「むずがゆさ」という皮膚感覚でとらえることがあり、 

つまり、これらから考えると、あなたが心の奥まで入りこんでしまって、「私はあなたにメロメロ 

になってしまった」という表現が近いと思います。

 

<和訳> 

あなたをしっかりと私の肌の中に取り込んでしまった 

私の心に深くあなたが入り込んでしまった 

まるであなたが私の心に宿って私の体の一部になったみたいに 

しっかりとあなたを私のものにしてしまった

 

誘惑に負けないように頑張ってみた 

「この恋は絶対にうまくいきっこない」と自分に言い聞かせて 

でも、どうしてそんな風に我慢しなくてはならないのか? 

あなたが、もう私の中に入り込んでいるのがわかっているのに 



あなたと一緒にいられるのなら、どんな犠牲を払ってもいい 

どんな困難も乗り越えてみせる 

でも、夜になると何度も何度もこんな警告の声が聞こえる 

「バカだなあ、君には無理な恋だよ頭をひやして、現実を見てごらん」

その声の通りにしょう、あきらめようと思っても 

あなたを思うだけでまた恋に引き戻されてしまう 

だってあなたは私の一部になってしまったから 

 

最後にもう一人、今度は女性で。

イケメン・トランペッター、クリス・ボッティのコンサートでゲスト出演した 

キャサリン・マクフィーのライブ映像です。 

Chirs Botti & with Katharin McPhee  - I've Got You Under my Skin 

Boston's Symphony Hall, on September, 2008.

 

コメント
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