家と人、自分や仕事について

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入院三日目~妖怪人間~

2014年05月29日 | 鼻中隔湾曲症

 

眠れず朝になり入院三日目です。

息苦しさは相変わらずですが、何となく呼吸のコツは覚えてきます。

それでも唾ってどうやって飲み込んでいたのだろうか、と悩むほど不自由です。

朝食はお蕎麦が出ました。

食べないと点滴が外れないというので必死に食べるのですが、飲み込むたびに大量に涙が出るので、はたから見ると相当かわいそうな人です。

やっぱり個室で良かったです。

後はひたすら横になっているだけなのですが、ぐったりして何をする気力もなく、暇だと思う暇もありません。

ただひたすら前の壁にあるカレンダーをボンヤリ眺め「早く楽になりたい」と妖怪人間のように心で叫ぶだけでした。

少し余裕が出てくると血だらけでひものない手術着が気になります。

点滴を替えに来た看護師さんに着替えたいと伝えてなんとか持参した部屋着に着替えることができました。

これだけでもとんでもなくさっぱりします。

すると今度は血の付いた枕と布団が気になります。

看護師さんに取り換えをお願いすると「リネンの取り換えは月曜日ですが、気持ち悪いと思うのですぐに取り換えますね」と言ってくれました。

1時間経過、2時間経過しても取り換えてくれません。

イライラして次に来た看護師さんに「汚れた枕と布団をすぐに取り換えると言ったのに全然取り換えてくれないのだけど、忙しいなら自分でやるからシーツどこにあるの?」とちょっと嫌な言い方をしてしまいました。

その後すぐに取り換えてくれてものすごくさっぱりです。

ただひたすら苦しみに耐えている人間は些細なことに大きくこだわって、これが改善されるとこんなに嬉しいものなのだ、と驚きました。


書き忘れたのですが、手術後にお見舞いに来た嫁さんと長女は苦しそうにしている私を心配して戸惑っていたのですが、次女はニコニコしながら「パパ!麻酔どのくらい我慢できた?」と聞いてきます。

「すぐに寝てしまったよ。」と言うと「ダメじゃん。」と言った感じで、心配されるのが苦手なのでとても癒されました。

写真は久しぶりの食事、鼻が効かないので味はわかりません。


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