家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

こころに「あそび」を

2009年04月14日 | 考え方
自動車のハンドルには必ず「あそび」があります。ハンドルのあそびとは、ハンドルを切った力全てをタイヤに伝えるのではなくて、ある程度の程よい余裕のことを言います(説明いらないか)。

この遊びがなければ、タイヤの振動が直接伝わってきてしまうし、ほんの少しの操作ミスで車が大きく動くのでとっても危険です。ひたすらスピードを求めるF1なんかのレーシングカーは、このあそびがないので、運転にものすごいエネルギーと技術が必要です。逆に、あそびが多すぎるとハンドルはまっすぐでも、タイヤの方向が不安定になります。

会社運営や仕事を車に例えるなら、このほど良いあそびをいかに確保するかが大切なように思います。いざという時にはまったくあそびのない運転も必要ですが、緊張が続いて長持ちしないので、程よいあそびは確保しなくてはいけません。あそびが多いと不安定になりすぎるのでもちろんダメ、ですね。

会社にも心にも程よいあそび、意識していきます。