先日、久々に気密測定を行いました。
気密測定とは、家の隙間の量を測ることで、測定方法は、家からファンで空気を抜いて行って、その時かかる差圧で隙間の量を測定するんです。
ファースの家は隙間がとても少ないので、この測定がとても楽なのですが、一般物件では余計な隙間がありすぎて、なかなか差圧がつかなくて苦労します。
それでも、最近の新築住宅は随分と性能が良くなっています。
でも本当に大切なのは、その性能が数十年後も維持できているかどうか?なんです。
気密をテープやビニールなどに頼ってしまうと、年数が経過した時の劣化や地震、木材の収縮などで性能が低下してしまうリスクを伴います。
ファースの家は、そんな心配をなくするために、木材にしっかり接着しつつも、揺れや収縮に追随する断熱材で、断熱と気密を一度に行っているんですね。
この断熱材は70年以上前から冷蔵倉庫などに使われていたものを改良したものなのですが、当時作られた倉庫は今でもその性能を維持しているそうです。
実際、築20年のファースの家を測定してみると、そのデータが劣化のなさを証明してくれます。
断熱材は隠れてしまうのでものなので、余計大切にしなくてはいけません。
気をつけましょう!