goo blog サービス終了のお知らせ 

家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

あゆみ

2012年10月06日 | 考え方

子供のころ、算数が得意で漢字や歴史などは苦手でした。

理由は単純で、算数は一つやり方を覚えるとたくさんの問題を解くことができるのに、漢字や歴史は1つ1つ覚えなくてはいけません。

横着な子供だったと今更ながら反省します。

上の娘は暗記物が得意で算数は苦手とのこと。

真面目で良かったとなぜかホッとしました。

先日、子供達が「あゆみ」を持ってきて「見て見て」と渡してきました。

上の子は、ほぼ二重丸で超優等生、でも「もっと積極的に・・・」的なことが書かれています。

下の子はほぼまるで二重丸はまばら、でも「元気に頑張っています・・・」的なことが書いてありました。

同じDNAとは思えない落差に笑ってしまいました。

しかも下の子はあまり優秀とは言えないあゆみをニコニコしながら渡してくるので、なんだか癒されます。

後日、下の子が年上のお友達にあゆみを見せたところ「小学生でこの成績じゃまずくない・・」と言われたらしく「え、まずいの・・・」と少し焦りを感じていたようでしたね。

勉強はしないよりした方が良いとは思いますが、勉強が目的になってしまうとダメな感じもします。

子供には元気に楽しくいて欲しいものです。

 

写真は先日見学した太平洋セメント上磯工場。

いろいろなお仕事があるので、自分にあった仕事、いつか見つけて欲しいと思います。


技術者倫理

2012年08月30日 | 考え方

技術者倫理という言葉があります。

詳しく学んだ訳ではないですが、技術者は物が生まれる瞬間に立ち会うので、特に誠実でなければいけないということだと個人的に解釈しています。

もちろん技術者の多くは雇われている環境なので、どのようなものを作るか、その技術をどのように生かすかは経営者によるのでしょう。

問題が起きた時に責任を取るのも経営者です。

だけど、経営者からの命令であったとしても、人に危害を与えるようなものを作ったり容認したりする者は技術者とは言えません。

経営者は利益を追求するのが仕事、営業マンは売上げを追及するのが仕事、技術者は安全を追求するのが仕事、と考えています。

利益や売上げを追い過ぎると横道にそれる危険性が出てきます。

だからこそ技術者には倫理が必要で、そのような技術者を尊重する社風が強固な企業を作ると信じています。

一人で全てを兼務する場合でも、その時その時の立ち位置を明確にする必要がありますね。

提供した商品をリスクのある形で使いたいというオファーを受けた場合、技術者としてはNO、営業マンとしては先方がリスクを承知であればOK、経営者としてはリスクが表面化した後の企業イメージも加味した判断が必要になります。

このバランスと思考、大切にして行きます。

 

写真はある日の函館の夕暮れ。

良い景色です。


リフレッシュスイッチ

2012年08月29日 | 考え方

歳を重ねるたびに気持ちのコントロールが上手になってきているとは思うのですが、それでも時々気持ちがざわついてしまうことがあります。

考えても答えが出ない時は考えることをやめることが理想なのですが、多くのことが重なって、うまく抜けなくなってくると思考は止まらずに暴走し始めてしまいます。

こんな時「酒を飲んで馬鹿になる」という方法もあるのですが、翌日に響いたり、若者で酒豪じゃない限り体への負担も大です。

自然に触れたりすることで、悩みの小ささに気付くこともできるのでしょうが、なかなか自然を嗜むことができない環境もあるでしょう。

気持ちをリフレッシュできるスイッチがあると良いのですが・・。

私はありがたいことに時々乗る飛行機からの景色がスイッチの一つになっているみたいです。

心が荒むと行動が荒みます。

気持ちをコントロールできる状態を保つことが大切ですね。

スイッチのない方には、早く見つけて頂きたいと思います。


温暖化?氷河期?

2012年08月20日 | 考え方

夏の終わり、なんてことを書いてから最高気温が続いています。

今年はなんだかんだと涼しい夏だった北斗市ですが、昨日、今日と30℃を越えているようです。

地球の周期で行くと氷河期が近づいている状況下で、暖かい気温は歓迎して良いのかも知れませんが、温暖化が問題?氷河期が来る?と真反対な意見があって、何を信じて良いのかわからない状況です。

どちらにもそれなりの根拠はあるようですが、どちらかに偏った状態で情報発信をする機関にも問題がありそうですね。

行列のできる法律相談所という番組があります。

同じ弁護士であっても真反対な意見を言っていて、解釈の違いや難しさを知ることができる貴重な番組だと思います。

環境問題にしても、領土問題にしても、行列のできる・・のような方法で専門家が意見を言い、答えは視聴者が決めるような仕組がありがたいと思うのですがどうでしょうか。

それができない事情があるのかも知れませんが、だとすると日本も住み難い国になってきたように思いますね。

諦めず、蓄積したデータを正しく発信していく仕事、大切にします。

昨日は暑さに耐え切れず、近所の子供も一緒にプールへ。

しばらくぶりだったからなのかすぐにクタクタになってしまいました。

体力づくりも再開して行きます。


放浪のたび

2012年08月09日 | 考え方

高校時代は列車で通学していたので、部活が終わって帰る時間は随分と遅かった記憶があります。

高校卒業後はすぐに就職して二年間ほぼ休みなく働いて、現在の会社に転職する時も、辞めた翌日から出勤していました。

それが普通だと思っていたのですが、仕事先でお逢いする皆さんと話をしていると「アルバイト先での出来事」「放浪のたびでの出来事」「自転車での旅について」「留学先での出来事」など、仕事をしながらでは体験できないたくさんの出来事を経験していることを教えて頂きます。

私のアルバイト経験は、高校の部活を引退してから数週間行った飲食店での皿洗い程度なので、正直羨ましく思います。

それでもその時働いていただいた報酬にえらく感激して、仕事をして報酬を得ることに喜びを感じて就職を選択したので大きな後悔はありません・・(今のところ)。

ただ、長期の休みを経験した事がないので、放浪のたびには憧れがあります。

それでも、後悔が少ないということは、多くの可能性を秘めていて、グローバルな展開が可能な今の職場環境のおかげだと、改めて気が付くことができました。

やりたくても出来ないことは誰にでもあるはずです。

できないことはいつか実現すると、モチベーションに変えて頑張って行きましょう。

 

さて、今日も明確な目標に向かって着実に進んでいきます。

 

よく考えると普段から放浪ではないですが旅の連続でした。

もっと楽しむことにします!


成長?

2012年08月07日 | 考え方

写真は東京モノレールから撮ったモノレールのレールです。

随分若い頃、友人が「このレールを端から端までスクーターで渡りきることができたら願い事がかなうとしたらやるか」と言った幼稚な質問をしてきました。

それに対して私は「もちろんやる」と幼稚に即答していたことを思い出します。

今ならどうかというと即答でやりません。

願い事とはまったく方向性の違う部分でど根性を出して、仮に願いがかなったとしても、また次の願いが出てくるだけでろくなことがありません。

容易に想像できるこのようなことも分らなかったのかとあきれるのですが、今はそれなりに成長できていると思うこともできそうです。

オリンピックに出ている選手の皆さんも、たくさんの努力があってこそメダルに感動し、負けて涙するのだと思います。

プロセスが大切ですね。


お盆前で年末のようなバタバタ感がありますが、しっかり目的に向かって進んでいくことに集中します。


雷親父

2012年07月19日 | 考え方

大人になると「生活をしていく」という規制ができるので行き過ぎたいじめなどは無くなっていくのだけれど、子供にはそれがないので際限がありません。

だから子供にはしっかりとした教育が必要です。

叩いたら体罰、立たせたら差別と言われる中で学校に完璧な教育を押し付けるのには無理があります。

現状では叱る役割の多くは親など保護者にありそうです。

叱られない子供はどこまでも助長して、時には取り返しのつかない罪を犯します。

叱らないことは子供の可能性を奪う行為でもありそうです。

「自分がされて嫌なことはしない」という人として最低限のことは教えていきたい。

でも、これができない大人が多いのかも知れない。

どこまでも悪人、と言う人は少ないと信じたいのですが、どうしようもない人をしっかりと正すことのできるいろいろな力を身に付けたい、と心から思います。

昔、町内会に一人はいた「雷親父」懐かしく感じてしまいます。

まずは自分でできることからはじめて行きます。

 

昨夜はマーケティングについてのお勉強。

貴重な時間を使って情報提供をして下さった川崎さん、宮田さんに感謝。


気持ちを共有すること

2012年07月17日 | 考え方

人見知りで引込思案な性格は大人になっても変わりません。

「いやいや、あんた良くしゃべるでしょ。」と思う人もいるかも知れませんが、ここまで来るのに随分と時間がかかり、今でも密かに勇気を振り絞っています。

子供の頃は勇気を出すこともなく、基本的に孤独を愛する寂しい性格だったのですが、元気な友人に恵まれていたので、明るい雰囲気に見えていたかも知れません。

ただ、森や川などでも一人で遊ぶことが苦痛ではなかったので、人と話すことは随分と苦手でした。

社会人となって人と接することが仕事の一部になると「このままではまずい」ということに気づいて、車の運転中や一人の時は話す練習をしていました。

話をすることがある程度できるようになったところで、東京に転勤してモデルハウスに勤務しながら主に営業の仕事になります

お客様の心を理解するには洞察力が必要と感じて、朝晩に乗る中央線から外を眺めて、瞬間的に通りすぎる人たちの生活環境を次々と予測する、という今思うと意味不明の訓練をしていた記憶があります(自己流なので効果は不明・・)。

そんなこんなで、人がどのようなことを考えているのかをある程度は理解できるようになってくるのですが、それはそれで自分が疲れたりしてしまいます。

鈍感力を意識したのもその頃からでしょうか。

人の気持ちが少々わかったところで営業など全てが上手く行くとは思いませんが、気持ちを共有できるということはいろいろな面で良いことだと思っています。

人は表面と内面では大きく違うと理解していながら、どうしても表面だけを見てしまうことがあります。

大切な発言や決断をする時は、いろいろな角度や深さから物事を考えること、大切ですね。

 

「本を読まない人のための本屋」なんだかわかりませんが気になります。


門前の小僧

2012年07月02日 | 考え方

子供の頃、仏前で祖母が上げるお経を聞いていた記憶がいまだに残り、短いお経であれば今でも覚えています。

「門前の小僧、習わぬ経を読む」そのまんまです。

そんなことで、お坊さんやご先祖様には申し訳ないのですが、お盆やお彼岸などは自分のお経で経費削減。

自分の宗派も曖昧な、なんちゃって仏教徒ですが、身内のお経が一番供養になるだろうと自分に言い聞かせるのでした。

 

さて、今日から当社は下半期スタート。

繰り返すことで成果につながることもあるので、新規と継続、バランスよく進めて行きます。


特別なこと

2012年06月28日 | 考え方

新幹線でウトウトとして目が覚めた瞬間、目の前の風景が恐ろしい速度で流れていて、びっくりして思わず「ウワァ!」と叫びそうになったことがあります。

なれてくると何てこともないのですが、突然だと本能的に驚いてしまうようです。

新幹線の車窓から見える景色の速度は、本来人間では体感できないものなんだと実感しました。

科学技術の進化は止めようもなく、止めるつもりも無いのですが、時々生身の人間の限界を感じると、ホッとしたりするから不思議です。

 

今の世の中のほとんどのものは当たり前のことではなくて、特別なことなんだと思うようにすることが、とても大切だと思っています。

科学や都会を否定すると生き辛い。

田舎を馬鹿にすると逃げ場がない。

今ある環境を受け入れてまずはきちんと生きること、どこの国や地域でも、いつの時代でも、まずはそれが基本なんですね。

こだわり過ぎずに、時々程よく無理をして、自分自身が納得できるように進んで行きたいと思います。

写真は以前に撮った飛行機からの夕日。

こんな景色に出会うのも、また特別なことですね。


節電=良いこと?

2012年06月20日 | 考え方

昨年は節電と言うことで、一部のエスカレーターが止まったり、薄暗いお店も多かったのですが「震災後だから仕方がないね」といった風潮でした。

でも、これでよいのでしょうか。

小太りの中年親父にとっては良いダイエットになりますが、お年寄りや障害のある方には過ごし難い環境になります。

企業は「節電」を建前に経費削減ができて良い部分もあるのですが、不便さや薄暗さからくる停滞感は経済の発展を抑制してしまう問題も抱えています。

何度かここに書いていますが、電力が足りなくなるのは夏の昼過ぎから夕方にかけた、暑さがピークの時だけです。

それ以外は足りているのにどうしてまとめて節電なのか・・。

節電は良いことのように思われますが、角度を変えて考えると問題も多いです。

我慢しないで節電する方法として、オフィスビルなどのエアコンは消さないことを推奨しています。

「おいおい、消さないと節電にならないでしょ!」と叱られそうですが、熱容量の大きな建物は、一度温まると元の温度に戻すのに多くのエネルギーを必要とします。

多少高めの設定で、オフィスビルに入居している全ての企業がエアコンを消さずに稼動させると、よっぽどオフィスビルの断熱性能が悪くない限り節電になり、しかも快適です。

逆に、がら空きのオフィスビルにポツンと入居すると、自分のオフィスだけを冷やすのにエアコン代の下敷きになってしまうことがあります。

エネルギーをまったく使わずに過ごすのが一番の節電ではありますが、今の日本ではほぼ不可能、中途半端な状態が一番の問題です。

快適に使用エネルギー量を減らすには、知識と工夫が必要です。

建物の性能に合わせてエアコンの選択、設置、使い方まで工夫することが大切ですね。

これからも「快適で正しい節電」目指して努力して行きます。

 

写真は先日の鹿児島。

歩道に火山灰が積もっていました。

地域により抱えている課題は違います。

家の力でできること、まだまだありそうです。


頑固親父になりたくない

2012年05月30日 | 考え方

年齢を重ねることで得るものはたくさんあります。

でも、体力と頭の柔軟性は意識して鍛えないと確実に衰えていくようです。

体力は歳相応に衰えたとしても自然なことではありますが、頭の硬化が進むと「頑固親父」に進化を遂げてしまいます。

自分では「とても物分りが良くて柔軟」だと思っていても、周りの評価はまったく違っていたりするんですね。

私も最近頭の固さが気になります。

これまではゆるゆるに柔軟性があると思い込んでいたので、意識すらしなかったのですが、歳をとって頑固さが目立つ人を見て、自分はどうかと考えた時「自分も相当固まっている」と気付き驚きました。

歳を重ねると経験に頼る傾向があります。

そうすると、まったく新しいものへの取り組みは面倒で、取り組んだとしても経験を頼りに表面だけの良いとこ取りみたいなことになってしまいます。

柔軟でいるためには、あえて苦手な仕事や物事に深く関わる必要もあるようです。

努力が必要なことではありますが、硬化を防ぐには仕方がないですね。

何よりも大切なのは、今の自分の問題点に気付けるかどうか。

気付くことさえ出来れば、後は改善あるのみですね。

うーん、問題点が複数だとどこから手をつけてよいのか・・・。

 

写真は先日ビッグサイトで見学したイベントのとあるブース。

雰囲気がとても良いですね。

住宅はトータルバランスが必要。

弱い部分は努力が必要です。


ドラえもんの影響

2012年05月24日 | 考え方

子供の頃、21世紀はずっと先のことだと思っていました。

気が付くと、21世紀に入って12年が経過します。

私たちの世代は、ポケットから中途半端な出来ばえの機械を出すやたらとフレンドリーなネコ型ロボットの存在が、未来を遠いものにさせていた気がします。

心のどこかで「ドラえもんが登場してはじめて21世紀」と考えている節があります(私だけ?)。

そう考えると、世代ごとに子供の頃イメージしていた未来像には相当な違いがあるのかも知れません。

 

家を造る仕事をしていると、その家の未来と合わせて、そこに住む家族の未来を考えたりします。

未来感は人それぞれなので、自分の考えを押し付けるのではなく、世代ごとのイメージの違いをしっかりと意識しないといけませんね。

住宅建築のいろいろな選択肢から、失敗しない方向性を示し導くことが、私の大切な仕事の一つだと思っています。

 

クロネコ「ちょこ」は照れ屋なので二人きりにならないと甘えてきません。

しまねこ「みりん」とは大違い。

ねこにも個性がありますね


駆け引き

2012年05月08日 | 考え方

お金が絡んだ駆け引きが嫌いです。

駆け引きで落ち着いた問題は、後からまた問題を引き起こすことが多いからかも知れません。

車などでの買い物でも、駆け引きの上手な人が得をすることが多いですよね。

駆け引きのポイントなどを記載した攻略本なども売られているくらいで驚きです。

それで良いのかといつも疑問に思います。

素直で駆け引きベタな人が損をして、駆け引き上手で強引な人が徳をする、というのは、なんとも日本的ではない気がします。

住宅業界でもそうです。

お客様と営業マンの駆け引きが日常的に繰り広げられています。

これ、互いになくした方が良いと思うのですが、いかがでしょうか。

私が展示会などで接客する時は他社の良いことも知っている限り伝えて、興味を持ったら見に行くことを進めます。

他社を排除して、自社の良いところばかり伝えても、聞く耳は持ってもらえないと思うんです(自分がそうなので・・)。

値引きという言葉があります。

魅力的ではありますが、値引きの内訳に疑問も残るはずです。

「今契約いただけると100万円値引きます!」・・なぜ、と思ってしまいます。

今は法律が厳しいので手抜き工事みたいなことは行われていないと思うので、この100万円は初めから利益に乗っていたことになります。

そして、後一押しの所で出す切り札でしょうか。

駆け引きベタな人はこの100万円を損することになると思うと・・切ないです。

理由の曖昧な値引きは要注意ですね。

地域密着の一般的な工務店では(当社もそうですが)、初めから最大限努力した価格を提示するので、100万円など値引くことは不可能です。

ただ、車などと違い、すでにあるものを販売する訳ではないので、合意の上で基本の設備などから仕様を落したりして100万円を捻出することは可能です。

ただ、それで後々の満足を得られるかと言うと疑問です。

駆け引きは互いを疲弊させるだけのように思います。

販売側も、購入側も、正々堂々と向い合うことが理想です

駆け引きをすること自体が損をすること・・がスタンダードになると良いですね。

 

写真の関連性は0です。


風評被害

2012年04月17日 | 考え方

放射性セシウムの新基準値が4月から施行され、出荷停止や風評被害が広がっている・・・・といった報道がされています。

このような報道は、聞く側に大きな勘違いをさせてしまいそうです。

基準を超えるセシウムが検出された場合は、国民の健康の為に出荷停止になるのは当然です。

放射線量がゼロの農作物が売れなくなるのは風評被害ですが、報道の仕方を工夫しないと誤解を招いてしまいます。

そもそも基準値を超えるセシウムが出た場合は、法的に放射能を漏らしてしまった東電や国の責任になるので、その被害を保証しなくてはいけません。

基準値を超えていない作物でも0ではないとすると、子供達には食べさせたくないと思うのは当然で、買う、買わないの選択権も消費者にあるはずです。(子供の方が放射能の影響を受けやすい)

放射能が怖いのは、匂いがしたり、味が落ちたりといった、人間の本能では回避できないことと、症状として表面化するまでに時間がかかることでしょうか。

国や東電などが被害を受けた農家や漁師を明確に支援することを決め、スーパーなどで正確な線量を提示してくれると余計な風評被害も収まると思うのですが・・・。

現在は「放射能汚染があるかも知れないけど復興支援の為食べてください」と言っているようです。

これではまるで保証金を出したくないから安全だと言って、国民の健康を脅かしているように見えてしまいます。

世界一安全な国日本であって欲しい・・・。

保証金がかさむと電気代が上がる、税金が上がると言いますが、原発を維持管理する費用として年間5,000億円の税金が使われていると聞きます。

効率の良い火力発電所などは日本の技術があれば作れそうだし、原発を置くことで支払っている危険手当も相当なので、工夫すると相当節約できそうです。

努力されている方が多いこととは思いますが、国や東電のやることに違和感を持つことが増えている気がします。

 

・・・評論はやめて、子供達の未来を守る為にまずは自分のやれることをやるだけですね。