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ふくちゃんラーメン

2014-06-14 02:19:29 | 昭和の飲食店紹介

26.6.13

早良区田隈の人気ラーメン店、『ふくちゃんラーメン』。

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ラーメン。

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密かに人気メニューの焼きめし。

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三代目ご主人、榊伸一郎さん。

ふくちゃんラーメンは、私にとっても思い出深い店。

高校卒業し、初めて福岡に引っ越したのが昭和61年4月。

当時西新7丁目の男子寮(碧波寮)に入寮し、福岡で最初に食べたラーメンが、このふくちゃんラーメンなのだ。

その当時は、先代の二代目ご主人の時代で、店舗は百道にあった。

男子寮の先輩が、ふくちゃんラーメンでアルバイトをしていた。

その翌年からだったと思うが、私の同級生がアルバイトを引き継いだ。

この同級生、現在佐賀県で高校教師をしているが、ふくちゃんご主人によると、今もたまにラーメンを食べにくるという。

さて、今更ながら、創業年を確認。

昭和50年創業、今年で39年ということになる。

「ふくちゃん」の名の由来は、初代ご主人・福吉光男氏の「福」からとったもの。

初代ご主人の後を継いだのは、奥さんの妹さんのご主人(義理の甥)・榊順伸氏。

平成5年、ふくちゃんは現在の早良区田隈に移転・・・と言われるが、実は違うとの話し。

将来は田隈に移転してゆっくりやろうと考えていたのは事実だが、百道の店は残したまま田隈店をオープンした、というのが真相だ。

ところが、田隈店が開店いきなり大繁盛で、2店舗運営が難しいと考え、約1カ月後に百道店を閉めてしまった。

将来は田隈に移転というつもりが、わずか1カ月後になってしまったということだ。

移転を考えた最大の理由が、駐車場問題。

いつも行列だが、百道は駐車場がなかったため、お客様の路面駐車が問題に。

不幸なことに(?)、百道店は早良警察署の数件隣だったのだ。

ということで、平成5年5月には結果として移転したようなことになった。

移転先が田隈である理由は、単に実家の近くだから(笑)。

それから今年で21年、店内は既に老舗の風格が・・・

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多くの有名人のサインがぎっしり。

先代のご病気に伴って、長男である現在のご主人が店を継いだのは、平成15年。

ここからだけでも既に11年。

11時開店と同時にほぼ満席に。

お昼の時間は、並ぶ覚悟が必要だ。

21時閉店のはずだが、それまでに入ったお客様には料理を提供してくれるから、21時半くらいまでお客様がいる。

この間、約11時間半、日にもよるだろうが、ずっと麺をゆで続けることは本当に大変な仕事だと思う。

それでも、「日々頑張っております。ラーメンを食べていただければ、それが嬉しい。」ととても謙虚なご主人。

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そういえば、5~6年くらい前、替え玉を4回したことがある。

さすがに「替え玉」「替え玉」と続けたので、「替え玉ばかりすみませんね~」と言ったところ、ご主人から「替え玉してもらえるのは嬉しい」と言われたことがあった。

本日は、私が最後のお客さん。

忙しいご主人の時間を少しいただき、感謝。

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『ふくちゃんが 素通りさせぬ 店の味』

本当にお勧めのラーメン。

田隈までなかなか行けない方は、博多駅近くに博多店がある。


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