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第弐回熊本地震被災神社復興支援演奏会・講演会

2017-06-04 18:30:24 | 神社

昨年6月、熊本地震被災神社復興支援講演会を開催した。
会場は、香椎宮様、警固神社様、福岡縣護国神社様にご提供いただいた。
歴史講演は、石瀧豊美先生、浦辺登先生、安藤政明が奉仕した。
法律講演は、松尾拓也先生、堀繁造先生、古賀健朗先生が奉仕した。
国歌斉唱は、香椎宮鍬原智武権禰宜、住吉神社桐田篤史権禰宜が奉仕した。
お預かりした義捐金は、全額熊本県神社庁にお納めした。

熊本地震から1年経過したが、特に小規模な神社を中心に、復興はまだまだこれからである。
しかし、特に他県においては、報道等も減少し、記憶が薄れつつある。
5年前から執筆させていただいている産經新聞コラムにも、このことについて書かせていただいた。

http://www.sankei.com/region/news/170427/rgn1704270054-n1.html
産經新聞(九州山口版)平成29年4月27日『雇用のプロ安藤政明の一筆両断「被災神社への支援「継続」を」』

熊本地震被災神社への支援は「継続」が重要であるため、今年は【第弐回熊本地震被災神社復興支援演奏会・講演会】を5月に行った。
前年との相違点は、主に次の通り。

・前年3会場⇒今年7会場
・前年はすべて講演会⇒今年は演奏会2回と講演会5回
・講演会は、前年は歴史講演+法律講演、今年は非法律系ミニ講演+歴史講演

逆に同じ点は、次の通り。

・会場は、各神社様のご厚意
・演奏者、講師は無償奉仕
・毎回、黙祷、国歌斉唱を実施
・入場無料で義捐金を募り、経費を差し引かずに全額そのまま熊本県神社庁に奉納

5月10日~31日にすべて終了したので、大まかに報告する。

 

★第弐回熊本地震被災神社復興支援 演奏会・講演会 実施報告

【初日】五月十日(水)住吉神社能楽殿
 開会、黙祷 司会 安藤政明
 国歌斉唱 笙春日神社権禰宜重藤宏美様、龍笛住吉神社権禰宜桐田篤史様、篳篥竈門神社権禰宜是則慶秀様
 ご挨拶 熊本県神社庁 庁長 宮﨑國忠様
 講演会 講師 住吉神社宮司 横田昌和様『住吉神社能楽殿について』
 演奏会 演奏 福岡県神社庁雅楽部会様『雅楽演奏会』(進行 香椎宮権禰宜 楠本展将様)
 ご挨拶 阿蘇神社権禰宜 内村泰彰様

【第二日】五月十一日(水)櫛田神社櫛田会館
 開会、黙祷 司会 安藤政明
 国歌斉唱 龍笛 住吉神社権禰宜 桐田篤史様
 ミニ講演 講師 和田好史(行政書士)『晴好実行委員会の晴好夜市』
 演奏会 演奏 寺田蝶美様(筑前琵琶保存会師範)『筑前琵琶でめぐる博多歳時記』

【第三日】五月十五日(月)香椎宮社務所
 開会、黙祷 司会 柴田雄祥(社会保険労務士)
 国歌斉唱 篳篥楠本展将様、笙鍬原智武様、龍笛熊本充良様(全員香椎宮権禰宜)
 ご挨拶 香椎宮 宮司 足立憲一様
 ミニ講演 講師 安藤政明『福岡の別表神社』
 講演会 講師 竹川克幸様(日本経済大学准教授)『福岡藩の養鶏・闘鶏文化と香椎宮・鶏石神社』

【第四日】五月二十二日(月)福岡縣護国神社参集殿
 開会、黙祷 司会 大橋正郎(社会保険労務士)
 国歌斉唱 龍笛 福岡縣護国神社 権禰宜 岩間宏富様
 ご挨拶 リスク法務実務研究会 安藤政明
 ご挨拶 福岡縣護国神社 宮司 田村豐彦様
 みたままつりのご案内 福岡縣護国神社 権禰宜 岩間宏富様
 ミニ講演 講師 福田憲太郎(土地家屋調査士)『福岡の古地図探訪』
 講演会 講師 鈴木裕一様(産經新聞社執行役員西部代表)『天皇ご譲位をめぐる今後の課題』

【第五日】五月二十四日(水)十日恵比須神社社務所
 開会、黙祷 司会 松尾拓也(公認会計士)
 国歌斉唱 龍笛 十日恵比須神社 権禰宜 太郎良高光様
 ご挨拶 リスク法務実務研究会 安藤政明
 ご挨拶 十日恵比須神社 宮司 野上清隆様
 ミニ講演 講師 井上敦史・茉彩(弁護士)『弁護士夫婦のメリット・デメリット』
 (サプライズ企画) 演者 吉住講様(和泉流狂言師)『狂言』
 講演会 講師 浦辺登様(作家・書評家)『東公園の銅像はなぜ建てられたのか』

【第六日】五月三十(火)警固神社神徳殿
 開会、黙祷 司会 小川剛(弁護士)
 国歌斉唱 龍笛 香椎宮 権禰宜 鍬原智武様
 ご挨拶 リスク法務実務研究会 安藤政明
 ご挨拶 警固神社 宮司 前田安文様
 講演会第一部 講師 前田安文様(警固神社宮司)『信仰と生き方』
 講演会第二部 講師 石瀧豊美様(福岡地方史研究会会長)『百四十周年・西南戦争と福岡の変』

【第七日】五月三十一(水)筥崎宮参集殿
 開会、黙祷
 国歌斉唱 龍笛 名島神社 権禰宜 押本竜人様
 ご挨拶 リスク法務実務研究会 安藤政明
 ご挨拶 筥崎宮 権宮司 田村邦明様
 講演会第一部 講師 田村邦明様(筥崎宮権宮司)『筥崎宮あれこれ』
 講演会第二部 講師 井上政典様(歴史ナビゲーター)『神話の故郷は福岡だった―イザナギとイザナミの痕跡を追う』
 第弐回熊本地震被災神社復興支援事業全七回の御礼 安藤政明
 全七回皆勤者に皆勤賞授与

以上の通りである。
各神社様、各演奏者様・講師様、ご参集いただいた皆様、受付会場係等のリスク法務実務研究会会員の皆様、多くの方々のご支援ご協力により、第弐回熊本地震被災神社復興支援演奏会・講演会を完了することができた。
心から感謝申し上げたい。
お預かりした義捐金は、6月14日に熊本県神社庁にて、宮﨑國忠庁長にお渡しする予定。


七五三

2015-11-28 23:56:20 | 神社

長女、数え七歳。

二女、満三歳。

今年も七五三だ。

まずは香椎宮。

香椎宮鍬原権禰宜と。

昨年に引き続き,足立宮司に七五三祝詞奏上していただく。

終了後、社殿にて記念撮影させていただいた。

毎年足立宮司に粗相をはたらく二女。

子供好きの鍬原権禰宜。

次に福岡縣護国神社。

こちらでも昨年に引き続き中島禰宜に七五三祝詞奏上をお願い。

中島禰宜、久野巫女長と。

護国神社の開放感は、大人だけでなく子供もはしゃげる空間。

荻原巫女と。

今年も香椎宮、福岡縣護国神社の神職・巫女のみなさんに心から感謝したい。

ところで…

昨年の平成26年は二女数え三歳。

今年の平成27年は長女数え七歳、二女満三歳。

来年の平成28年は長女満七歳、三女数え三歳。

再来年の平成29年は三女満三歳。

その次の平成30年は二女数え七歳。

その次の平成31年は二女満七歳。

その次の平成32年は三女数え七歳。

その次の平成33年は三女満七歳。

なんと8年連続七五三が可能だ!


10月を振り返って③ 香椎宮例祭

2015-11-28 23:16:08 | 神社

27.10.29

香椎宮例祭。

例祭の手水の様子。

香椎宮の年間の祭祀には、大祭、中祭、小祭があり、大祭が最も重要だ。

その大祭のうちでも、最も重要な祭りが、例祭である。

今年に限り、10年に一度の勅祭が斎行されたため、二番目に重要な祭りとなるのかもしれない。

10月は、9日勅祭、18日秋季大祭、29日例祭と1カ月間に3回も大祭があり、香椎宮職員は本当に大変だったと思う。

御祓所の標石の場所で修祓。

この後、社殿にあがり、例祭が行われる。

例祭終了後は、取り急ぎ電話で宮内庁に例祭終了の報告をし、後日公文書を送付。

さらに、年が明けてから、綾杉の葉と不老水を献上する。

江戸時代より、脈々と続けられている伝統行事なのだ。

例祭終了後の直会にて、太宰府天満宮の後藤禰宜、筥崎八幡宮の田村権宮司とお話しした。

後藤禰宜とは結構お久しぶり。

もしかしたら、伊勢の神宮のお白石持ち行事でご一緒させていただいたとき以来だったかもしれない。

 


10月を振り返って② 第4回福岡まつり月華祭(警固神社)

2015-11-28 19:48:12 | 神社

27.10.25

警固神社の月華祭。

第4回目だが、第1回から毎年参加させていただいている。

ちなみに長女も4回連続参加だ。

警固神社清掃奉仕団からの参加者。

出発直前の集合写真(かぐや姫連・警固神社様提供、以下同様)。

警固公園から出発し、天神をぐるっとまわって警固神社に戻る。

休憩後、社殿にて月華祭斎行。

午後は天神の商業施設を順次訪問してかぐや姫による奏上等を行う。

小職は、今年は「月華祭幟」を持つ役。

第1回は傘持ち、第2回は2日間開催で、初日さしは持ち、二日目神輿リーダー、第3回はさしは持ち、第4回は月華祭幟持ち。

衣裳は、第1回白張、第2回紅雑色、第3回紅雑色、第4回黄雑色。

これからもずっと、月華祭にかかわらせていただけると有り難い。

ちなみに、警固神社清掃奉仕団から、毎年神輿担ぎ、所役、女官等を選出させていただいている。

月華祭に参加されたい方は、まずは警固神社清掃奉仕に参加して欲しい。

特に若い男性(神輿担ぎ)、若い女性(先頭女官)については、大歓迎だ。


10月を振り返って① 香椎宮勅祭

2015-11-28 19:29:57 | 神社

27.10.8

勅祭前日。

勅使・勅使随員が、香椎宮に到着され、お手植えをされる。

10年に一度のことなので、お手植えを見学に。

香椎宮ホームページ掲載の勅使お手植えの写真。

なんと写真撮影中の小職が写っている・・・

お手植え後の、勅使・勅使随員の写真。

このあと、習礼(勅祭の練習)が行われた。

習礼は、神職のみで行うと聞いていたが、勅使・勅使随員も一緒に習礼に参加された。

27.10.9

勅祭当日。

勅祭は、あらかじめ決まった人しか参列できない。

参列者は、時刻までに社殿前の指定の場所に入って待機。

そのため、勅使参進の様子等が見られない。

勅使お手水も見られない。

勅使参列は特権のような、そうでないような…

前日の習礼を見ておいて本当に良かった。

さすがに勅祭中の写真撮影は控え、神妙に参列。

終了後、勅使・勅使随員、神職等の集合写真撮影、斜めからだが撮影。

伊勢の神宮に次いで社格が高い香椎宮。

この日だけは、日頃香椎宮に関心がない福岡市民も、香椎宮が別格であることに気付いた者もいるだろう。

午後、ホテルオークラで直会が行われた。

直会には、各神社から多くの宮司や神職が参加されていた。

福岡縣護国神社田村宮司、櫛田神社阿部宮司、警固神社前田宮司ほか、日頃からお世話になっている宮司さんが多数。

そして初めて鹿児島の新田神社種子田宮司と合わせていただいた。

非常に楽しい直会となった。

ちなみに、小職が香椎宮の足立宮司をはじめ神職、巫女の協力を得て執筆した『香椎宮と勅祭~古代の勅祭、現代の勅祭~』が、福岡地方史研究53号に収録されている。

http://karansha.com/tihosikenkyu53.html

読んでいただけると有り難い。