福岡髭爺の今日も絶好調!!

労働法、神社、郷土史、グルメ、他
※記載事項について、一切責任を負いません。

セクハラ

2009-01-24 18:09:46 | まち歩き

今日はすごい雪だ。
こんなに雪を見たのはいつ以来だろうか?

昨日、韓国の釜山の友人から電話があったが、釜山も同じような天気のようだ。
やはり海を隔てていても近い場所だ。

こんな寒い日は、「鍋」に限る。
今日の夜は鍋を食べたい。

先日、ある弁護士の先生から、受任されているセクシュアルハラスメント(セクハラ)事件に関して意見を求められた。
守秘義務等の関係で詳細の記載ができないことが残念であるが、とにかく事業所側の法律上の立場の弱さが目立つ。

簡単に言えば、会社側が知らないところで、一人の従業員が勝手に他の従業員を誘い、業務終了後に会社外で生じたセクハラ事件である。
この事件で、会社側が責任を問われているわけであるが、何とも理不尽である。

私見は、このセクハラ行為自体に関して、会社に責任はないと考える。
ただ、「セクハラ訴訟」となれば、マスコミ等が飛びつくだろうし、社会的イメージダウンにつながりかねない。
結局のところ、法律上の損害賠償責任がないにもかかわらず、ある程度の金銭支払いにより和解することとなるのだろう。

現代において、労働法関係(労務管理)で事業所が特に注意しなければならない事項は、つぎの3つだ。

①セクシュアルハラスメント(セクハラ)
②パワーハラスメント(パワハラ)
③過重労働(長時間労働等)

この中で、③は予防が可能である。
週40時間を超過する労働時間数を、1カ月合計で45時間以下に抑えられれば問題とならない。
例外的に、一時的集中的に長時間労働の必要性があり、その結果労働者の心身に支障が出るケースも考えられるが、結果として45時間以下となっていれば事業所の責任を問われる可能性は低いだろう。
どうしても45時間以下とできないのであれば、少なくとも60時間以下となるようにすべきである。
恒常的に80時間以上であれば、ほぼ間違いなく過重労働と認定されるが、恒常的に60時間以下なら過重労働とされる可能性は低いと考えられる。

②についても、ある程度のリスク予防が可能である。
パワハラは、原則として「人格・尊厳」を傷つける言動なので、このような行為をしないように事前に周知・研修等が可能である。
従業員がきちんと理解してとりくめば、完璧ではないにしろ一定以上のリスク予防につながることは間違いない。

最後に③である。
セクハラも、パワハラと同様に従業員への周知や研修等を通じてとりくむ必要があることは間違いない。
ただパワハラと大きく異なる点が、「被害従業員の主観」を重視してセクハラかどうかを判断する点である。
大げさに言えば、全く身に覚えがない状態で、セクハラの加害者とされる可能性が否定できないのである。

個人的には、セクハラ問題について、ある程度の明確な要件を定めるべきだと考える。
明確な要件が決まれば、その要件に従って客観的に判断できるため、全体的な利益につながると考える。
例えば、「故意に接触する行為」「明確な性的言動」等を対象にすべきであり、「視線」「表情」等をセクハラの要素とすべきでない。
もちろん、視線や表情であっても、周囲の多くの者が不快に感じるようなものであれば、セクハラとなるケースを認める必要はあるだろう。

さらに、会社外で行われた従業員間のセクハラ問題については、個人の問題とすべきである。
会社として、未然防止策等の策定や、事後処理等への積極的な対応は必要であるが、その責任を負わせるのはあまりにも酷であろう。


神社巡りの続き

2009-01-14 16:04:04 | まち歩き

三が日の後の神社巡りについて。

7日、鏡天満宮、水鏡天満宮、太宰府天満宮。
鏡天満宮はこの日だけの大祭に参加し、昇殿参拝。
水鏡天満宮は通り道なので立ち寄った。
太宰府天満宮は鷽替え神事、鬼すべ神事の見学。

9日夜、社会保険労務士会のADR委員会の懇親会終了後、委員会のメンバーで十日恵比須神社に。
10日昼にも十日恵比須神社に参拝し、年中祈願をしてもらった。

11日は筥崎宮と香椎宮に。
筥崎宮は、この日承天寺のお礼参りがあると聞いていて、時間がわからず、見損ねた...
香椎宮は、福岡唯一の「勅祭社」にまだ参拝していなかったことに気づき、参拝。

多少端折ったが、だいたい以上の通りだ。

今まで神社で御朱印をもらったことは無かったが、今年は御朱印収集を趣味にしようかと考えている。
10日に櫛田神社で御朱印帳を購入したので、今後はゆっくり収集していきたい。


廣田弘毅

2009-01-06 21:53:14 | うんちく・小ネタ

昨日は、お世話になっている弁護士の先生と飲みに行った。
正月に実家で飲んだが、それ以外では「飲み初め」だ。
その中で、弁護士から「廣田弘毅」の話題が出た。

そうえいば昨年26日、サラリーマン時代(今はなき「日本団体生命保険㈱」)の先輩の会社の忘年会が、昨年最後の忘年会だったが、この際も忘年会主宰者から「廣田弘毅」の話が出された。

本日午前中、昨日の影響からか弊所職員に「廣田弘毅」について語った。

そして本日午後、ご来客から「廣田弘毅」の話題が出た。

なんなのか??
偶然ではあるが、廣田弘毅は私の尊敬する人物の一人である。

廣田弘毅は、麻生首相就任前までは唯一の福岡出身の総理大臣だった。
戦後、東京裁判でA級戦犯として起訴され、唯一文官で死刑宣告されたことで有名。
廣田弘毅の死刑宣告には、裁判官、検察官からの異論も多く、またGHQ統制下の日本国中で署名運動がわき起こったという。

福岡には、廣田弘毅に関するものが身近にある。

まず、天神の旧フタタ裏の細い通りに、「廣田弘毅先生生誕地の碑」がある。

同じく天神のアクロス真向かいの水鏡天満宮の「天満宮」という額は、廣田弘毅が11歳のときの書といわれる(実は17歳のときの書という説が有力)。

大濠公園北側の福岡市美術館の入口には、銅像がある。
つい先日ブログで「誰も感心を持たない」と書いたばかりだ。

廣田弘毅の墓は、あの「扶桑最初禅窟」で有名な博多区の聖福寺にある。
そういえば、昨年12月に廣田弘毅の墓参りに行った際、若い男性が一人、お墓のゴミを拾ったりする奇特な姿があった。

そして廣田弘毅といえば、玄洋社。
玄洋社記念館は残念ながら昨年閉館となったが、舞鶴のNTTdocomoビルの敷地には、「玄洋社跡」の碑が建っている。

赤坂門のマクドナルドの裏の路地には、柔道道場の「明道館」がある。

通常の中学や高校の歴史教科書では、廣田弘毅の名前は出てこないだろう。
今の福岡県民でも、廣田弘毅を知っている人は減少傾向にあるように感じる。
しかし、決して忘れてはならないし、忘れられない大人物だ。

日頃の親子の会話等で、廣田弘毅に限らず日本の先人たちがいかにしてこの国を残してくれたのか、伝えていかなければならない。
また、先人たちが残してくれたこの国を、よりよい国として未来の日本人に残していくよう努める必要がある。


仕事始め

2009-01-05 14:51:35 | まち歩き

今日は仕事始め。
正月期間中、昼夜逆転していたため、朝が大変きつかった...

さて、初詣神社巡りの続編。
2日は熊本にて、定番の藤崎八幡宮。
福岡の神社と比較して参拝客は少ないが、逆に落ち着けてとても良い。

明けて3日未明、太宰府天満宮に。
太宰府天満宮は九州で最も初詣客が多いことで有名(約200万人)で、逆に言えば人が多すぎて大変な場所である。
おすすめは、2日や3日の「未明」である。
2日深夜23時半くらいに熊本を出発し、明けて3日1時くらいに太宰府天満宮に到着。
この時間、並ばずに参拝できる。
ただ、参道の土産物店等は深夜営業していないため、こちらの目的もある場合は使えない。

3日午後、筥崎宮に。
有名な奇祭り、「玉せせり」を見物。
例年テレビ等ではよく見かけたが、実際に生で見物するのは初めてだ。
参道は大勢の人でうめつくされ、後ろの方からの見物となった。
しかし、逆に力水をかけられない、というメリットもあるように思う。

玉せせり終了後、天神に戻って三社訪問。
水鏡天満宮、警固神社、若宮神社だ。
水鏡天満宮、警固神社にはそれなりに参拝客があったが、若宮神社は全くなかった。

とりあえず三が日の神社巡りは以上だ。
初詣というよりも、単に趣味の神社巡り三日間だった。
この後も、十日恵比須が待っている。


謹賀新年

2009-01-02 03:48:51 | まち歩き

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしく願申し上げます。

大晦日は若八幡宮に。
例年すごい人出である。
おきやがり大を購入。
今年が後厄で、なんとか無事に過ごせることを希う。

実は安藤は神社巡りマニアである。
明けて1月1日0時から本領発揮した。

今年は、初詣としては初めて「お寺詣り」からスタート。
最初は「日本最初禅窟」の聖福寺に。
聖福寺では、0時から除夜の鐘を突く。
並べば108人以内であれば一打できるのである。
0時少し過ぎに到着したが、60番目だった。
希望通り「一打」で本年をスタートすることができた。

すぐ近くに東長寺がある。
やたら明るいし人も多いので立ち寄ってみた。
どうも福岡大仏へのお参りが目当てで行列ができているようだ。
並ぶことなく移動した。

つぎに、例年最初に訪問している博多総鎮守櫛田神社に。
毎年破魔矢を買い求め、福みくじを引く。
福みくじ、10年以上前に一度だけ「お年玉」があたったが、それ以来まったく当たらない。

それから綱敷八幡宮(博多区綱場町)に。
誰も参拝客はいなかった。
しかし、灯りは照らされており、絵馬とお守りが「無人販売」されていた。
賽銭箱に代金を投入するしくみだ。
記念(祈念?)に絵馬とお守りを購入した。

つぎは西方面。平野神社(中央区地行)に。
ここは福岡勤王志士の先駆けである平野國臣を祭神とする神社だ。
誰もいなかったし、お守り等もなかった。

近くの鳥飼八幡宮に。
すぐ隣の中野正剛の銅像が目立つ。
まばらながら初詣客があり、破魔矢等も売っていた。
福みくじもあり、引いてみた。

紅葉八幡宮に。
ここは「もみじみくじ」の売り子さんが元気いっぱいだ。
大きな門松が印象的である。

愛宕神社に。
あまりにも車が多く、訪問を断念・・・

姪浜住吉神社に。
みのもんたのクイズミリオネアでパーフェクト達成したことで有名。
大きな破魔矢が迎えてくれる。
かなり深夜というか未明というか、という時間のせいか、人はほとんどいなかった。

飯盛神社に。
多分、西方面(早良区、城南区、西区)では愛宕神社と飯盛神社が初詣参拝客数No.1とNo.2だと思う。
ここは福みくじが実に楽しいが、なかなか当たらない。
今年は四等賞だった(タオルセット)。
山に近いせいか、とても寒かった。

福岡県護国神社に。
かなりの人出であるが、中が広いため狭い所を無理やり通ったりするストレスがなく、とても参拝しやすい神社である。
ここも福みくじがある。
ちなみに、向かいの駐車場にとめる参拝客が一般的であろうが、誰もすぐ横の広田弘毅銅像に関心を持たない事実をさみしく思った。

住吉神社に。
全国住吉神社で最も古く格式が高い。
「振り出しみくじ」が有名。
福娘の福引も振り出しみくじだ。
1500円と少々高い福引であるが、賞品の内容はそれなりに良く、個人的には最も良心的な福引だと感じている。

筥崎宮に。
福岡市内では一番参拝客が多いのでは?
「敵国降伏」の額がみごとで好きである。
ちなみに、鳥飼八幡宮にもやや目立たない場所に敵国降伏と書かれた額が掲げられている。
熊手大を購入。
鳩みくじは毎年引いているが、いつも箸か塩があたる。
3日の玉せせりは有名な祭りだ。
いつもテレビニュースで見るだけだが、一度生で見てみたい。

高宮神社に。
熊本帰省に際し、高速道路の太宰府筑紫野間が通行止めとの情報が入り、一般道で筑紫のインター目指すことに。
その途中、高宮神社に立ち寄った。
ここは南区では最も参拝客が多い神社ではないだろうか?

ということで、熊本でブログ入力中。
夕食後少しアルコールが入ったせいもあって寝てしまい、その後起きて眠れず今年初のブログにつながった。

明日2日(厳密には今日)には、藤崎八幡宮に初詣の予定。
物心ついたころからほぼ毎年初詣参拝している欠かせない場所だ。