福岡髭爺の今日も絶好調!!

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※記載事項について、一切責任を負いません。

『労働判例に学ぶ中小企業の労務管理』

2009-10-30 20:34:55 | 労働判例研究会

小職が主宰する「労働判例研究会」の書籍がついに出版された。

著書名:『労働判例に学ぶ中小企業の労務管理~労働紛争、モメてからでは遅すぎる~』
著 作:労働判例研究会(堀繁造弁護士、西村潤弁護士、八尋光良弁護士、林田太郎弁護士、小職の5人)
発行者:株式会社労働新聞社
定 価:2,667円+消費税(2,800円)

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労働判例研究会メンバーで今年の前半(1月~6月)にひいひい言いながら書き上げたものだ。
当時はかなり大変だったが、こうやってカタチになると非常に嬉しい。

内容は、重要労働判例30について、それぞれ次の事項。
①判決のポイント
②裁判例の事案の概要、裁判所の判断
③実務上のポイント
④相談コーナー(Q&A方式)

労働法の学習用として、また、何かあったときの参考として、わかりやすく読む方のお役に立てる内容となっているつもりだ。
多くの方にお読みいただければ幸甚である。

ここで、小職の雑誌・書籍等の執筆を振り替えると次の通り。
①『中小企業と組合』雑誌内記事「中小企業経営者への法務実務アドバイス」(全国中小企業団体中央会)平成15年
②『中小企業経営者への法務実務アドバイス』(編集:全国SRアップ21)【共著:執筆者多数、上記①の単行本化】平成17年12月
③『徹底解説就業規則作成マニュアル』(大蔵財務協会)【共著:特定社会保険労務士安藤健一】平成20年9月
④『フォーNET』雑誌内記事「労務士アンドウの言いたか!放談」(株式会社フォーネット社)平成21年8月から毎月連載中
⑤『労働判例に学ぶ中小企業の労務管理』(労働新聞社)【労働判例研究会・共著上記】平成21年10月

今後も執筆活動には力を入れたいと考えている。


中央大学、加藤司書公

2009-10-25 17:55:13 | 労働法

24日は、中央大学法学部通信教育課程の福岡支部学生会の講師を務めた。
毎年1回だけの非常勤講師だ。
14時~17時30分の約3時間30分に及ぶ講義だ。

普段、人前で話をさせていただく際は、基本的には実務的な話が中心となる(聞いている人は法律論的な話にしか聞こえないかもしれないが・笑)。
しかし、大学の講義なので、基本が法律論とならざるをえない。

担当するのはもちろん労働法。
中央大学では、労働法は「労働法1(団体法)」と「労働法2(保護法)」の2科目があり、1は労働組合法を中心とする集団労働紛争関係で、2は労働基準法を中心とする個別労働紛争関係だ。

労働法の特徴は、条文だけ読んでも理解できないことにある。
判例、通達はもちろん、民法の背景が重要である。
また、全体的に憲法の理念、そして懲戒関係では刑法の理念も必要となる。
24日は、解雇、労働時間、ワークライフバランス、賃金と年次有給休暇、管理監督者(名ばかり管理職)など、多方面にわたる話となった。

それから25日。
10月25日は、幕末の福岡藩家老・勤皇志士である加藤司書公の命日だ。
毎年菩提寺である節信院にて、加藤司書公並びに勤王等諸烈士追悼会が行われている。
昨年に引き続き、参列した。

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↑筑前琵琶・弾き語り

加藤司書公は、今では福岡でも忘れられつつある存在だ。
戦前は西公園に銅像があったが、供出で失われた。

加藤司書公に関する書籍も実に少ない。
筑豊の福田康生さんの「自分史図書館」で発行されている、『加藤司書(司書会・復刻版)』、『犬鳴築城事件始末-加藤司書の物語-』は入手可能なのでおすすめだ。
『加藤司書の周辺-筑前藩・乙丑の獄始末』も読みやすい良い書籍だが、在庫がないようだ。

帰り道は、聖福寺から事務所まで歩いた。
途中、水鏡天満宮に立ち寄った。


神棚

2009-10-23 21:12:28 | 日記

以前から事務所に神棚を設置したかったが、ついに実現した。
実にいい!
残念ながら事務所は「賃貸物件」のため、釘を打ち付けるわけにもいかないから、とりあえず書類ケースの上に鎮座していただいた。
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私は日本の神々が大好きだ。
あまりにも「寛容」だからだ。
「困ったときの神頼み」という言葉があるが、日本の神々はそれだけでも加護を与えてくれそうだ。
個人的には神頼みのつもりで神棚を設置したわけではない。
ただひとえに、日本の八百万の神々を大切に思いたいだけだ。

日本人のDNAには、日本的なものに接したときに落ち着いてしまう何かがすり込まれているに違いない。


労働紛争解決センター研修会

2009-10-21 20:20:17 | 社会保険労務士

今日は、社労士会労働紛争解決センター福岡のあっせん委員候補者研修会が開催された。

同センターは、大きく分けて①所長、副所長、事務職員、②運営委員、③あっせん委員、で構成される。
小職は副所長だが、何故か運営委員会、あっせん委員研修会等、開催される委員会や研修会等のすべて参加せざるを得ない状況だ。

来月から実際に業務取扱いを開始するが、当初は試行錯誤もあるものと考えられる。
どうなるものか未知数だが、少なくとも世間の労働紛争に関する関心は異常に高い。
おそらく多くの事案の申請があると予想されるが、1件1件着実に進めていきたい。


博多情緒巡り・妙楽寺

2009-10-20 17:59:39 | 郷土史

今日は、「博多情緒巡り」のボランティアスタッフとして、妙楽寺での案内・警備係を務めた。
妙楽寺は地元の人でもなかなか興味がなければ行かないお寺なので、平日ということもあって来客は少なかった。

妙楽寺は、実はすごい。
「ういろう」伝来の地。
博多の豪商・伊藤小左右衛門一族の墓。
博多の豪商・神屋宗湛の墓。
黒田監物の墓。
勤王志士・鷹取養巴の墓。
勤王志士・伊丹真一郎の墓。
昨日志士・森勤作の墓。
その他巨大な墓多数...

博多情緒巡りの期間は、普段は見られない「開山堂」も公開されている。
ご興味がある方は、、ぜひお立ち寄りいただきたい。
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