福岡髭爺の今日も絶好調!!

労働法、神社、郷土史、グルメ、他
※記載事項について、一切責任を負いません。

宝剣奉納とラスコー展

2017-08-26 13:59:21 | 日記

29.8.25

黒田二十四騎の母里太兵衛の末裔、母里市兵衛忠一先生の家に伝わる宝剣『波平安家』。
波平らかに、家安らか。
母里先生のお父様は、先の大戦にこの刀を持って出征されたという。

衆議院議員の鬼木誠氏、先祖は豊前鬼木城を守護する宇都宮家の武将。
その後縁あって、三奈木黒田家に仕えた。

この度、母里先生から鬼木議員に宝剣『波平安家』が寄贈され、そして鬼木議員が太宰府天満宮に奉納することとなった。

宝剣奉納祭、後藤禰宜が祝詞奏上。

宝剣を先頭に、太宰府天満宮御本殿から境内摂社中島神社へ。

母里市兵衛忠一先生による四方祓い。

宝剣、波平安家。

右から味酒禰宜、鬼木議員、母里先生、高木社長。
鬼木議員、母里先生には感謝状授与。



参加した荒津会メンバーを加えて記念撮影。

毎月25日だけ、よもぎ餅が販売される。
終了後の昼食時に一ついただく。

参道の梅園にてお土産購入。

終了後、単独行動。
ラスコー展へ。
(写真右下に『ラスコー展九州国立博物館』と記載がある写真は,同博物館ご提供)

なんと!
今回の特別展は、一部写真撮影OK!
復元された洞窟内部の壁画。

マンモスの牙。

クロマニョン人。

入れ墨(?)を入れる様子。
妙にリアル。

何万年も前の壁画が残っていること自体、とてもすごいことだ。
もしかしたら、世界のどこかには、他にも人知れず存在する壁画等があるかもしれない。
壁画には、謎の鳥人が描かれていたり、面白い。
やはり絵画、工作、音楽あたりは、はるか太古から続く文化だと再認識したところだ。


九州国立博物館【タイ】

2017-06-04 19:09:20 | 日記

29.6.1

特別展「タイ展」、6月4日まで。
しかし、あまりにも多忙でなかなか見に行けず。
やっと6月1日になって、仕事の合間で行くことができた。

天満宮参道つきあたり、ちょっと右に逸れて定遠館を確認。
まだ扉は健在だった。

太宰府天満宮参拝。
ちょうど梅ちぎりの時季。
子供達にとって、良い経験だと思う。


平日午後、博物館は人も少なめ。
これが土曜日曜だったら、ごったがえしていることだろう。


仏像関係がほとんどと思っていたが、なんと刀があった。
日本の技術が持ち込まれ、現地製造されたものという。
(以下、展示品の写真は九州国立博物館ご提供)

タイの仏像は、大まかには日本の仏像と似ているが、よく見ると表情はかなり異なるように感じた。
また、「ウォーキング仏陀」なる仏像、日本では見たことがなく、最も印象に残った。
タイには、ウォーキング仏陀がかなりあるようだ。

今回の特別展の目玉。
精巧な作り、制作に用いられた道具は二度と同じ物が作られないよう廃棄されたという。
実に重厚で精密な、「門」である。


観覧後、毎度ながら図録購入。
4階の展示に行くと、あの博多文琳があった。
この小さな茶器が、戦国時代は一国一城の価値があったとは・・・
特にこの博多文琳は、豊臣秀吉が所望したところ、神屋宗湛は「日本領土の半分と交換なら」と答えたというほどのもの。
現代の価値観では、全く理解できない・・・
福岡市美術館が工事中なので、こちらで展示できたらしい。

仕事中のため、事務所用のお土産に梅ヶ枝餅を購入。
いつもの「松屋」。
個人的には、梅ヶ枝餅は焼きたてをその場で食べるから美味しいと思っているが、土産は大いに喜ばれた。


第弐回熊本地震被災神社復興支援演奏会・講演会

2017-06-04 18:30:24 | 神社

昨年6月、熊本地震被災神社復興支援講演会を開催した。
会場は、香椎宮様、警固神社様、福岡縣護国神社様にご提供いただいた。
歴史講演は、石瀧豊美先生、浦辺登先生、安藤政明が奉仕した。
法律講演は、松尾拓也先生、堀繁造先生、古賀健朗先生が奉仕した。
国歌斉唱は、香椎宮鍬原智武権禰宜、住吉神社桐田篤史権禰宜が奉仕した。
お預かりした義捐金は、全額熊本県神社庁にお納めした。

熊本地震から1年経過したが、特に小規模な神社を中心に、復興はまだまだこれからである。
しかし、特に他県においては、報道等も減少し、記憶が薄れつつある。
5年前から執筆させていただいている産經新聞コラムにも、このことについて書かせていただいた。

http://www.sankei.com/region/news/170427/rgn1704270054-n1.html
産經新聞(九州山口版)平成29年4月27日『雇用のプロ安藤政明の一筆両断「被災神社への支援「継続」を」』

熊本地震被災神社への支援は「継続」が重要であるため、今年は【第弐回熊本地震被災神社復興支援演奏会・講演会】を5月に行った。
前年との相違点は、主に次の通り。

・前年3会場⇒今年7会場
・前年はすべて講演会⇒今年は演奏会2回と講演会5回
・講演会は、前年は歴史講演+法律講演、今年は非法律系ミニ講演+歴史講演

逆に同じ点は、次の通り。

・会場は、各神社様のご厚意
・演奏者、講師は無償奉仕
・毎回、黙祷、国歌斉唱を実施
・入場無料で義捐金を募り、経費を差し引かずに全額そのまま熊本県神社庁に奉納

5月10日~31日にすべて終了したので、大まかに報告する。

 

★第弐回熊本地震被災神社復興支援 演奏会・講演会 実施報告

【初日】五月十日(水)住吉神社能楽殿
 開会、黙祷 司会 安藤政明
 国歌斉唱 笙春日神社権禰宜重藤宏美様、龍笛住吉神社権禰宜桐田篤史様、篳篥竈門神社権禰宜是則慶秀様
 ご挨拶 熊本県神社庁 庁長 宮﨑國忠様
 講演会 講師 住吉神社宮司 横田昌和様『住吉神社能楽殿について』
 演奏会 演奏 福岡県神社庁雅楽部会様『雅楽演奏会』(進行 香椎宮権禰宜 楠本展将様)
 ご挨拶 阿蘇神社権禰宜 内村泰彰様

【第二日】五月十一日(水)櫛田神社櫛田会館
 開会、黙祷 司会 安藤政明
 国歌斉唱 龍笛 住吉神社権禰宜 桐田篤史様
 ミニ講演 講師 和田好史(行政書士)『晴好実行委員会の晴好夜市』
 演奏会 演奏 寺田蝶美様(筑前琵琶保存会師範)『筑前琵琶でめぐる博多歳時記』

【第三日】五月十五日(月)香椎宮社務所
 開会、黙祷 司会 柴田雄祥(社会保険労務士)
 国歌斉唱 篳篥楠本展将様、笙鍬原智武様、龍笛熊本充良様(全員香椎宮権禰宜)
 ご挨拶 香椎宮 宮司 足立憲一様
 ミニ講演 講師 安藤政明『福岡の別表神社』
 講演会 講師 竹川克幸様(日本経済大学准教授)『福岡藩の養鶏・闘鶏文化と香椎宮・鶏石神社』

【第四日】五月二十二日(月)福岡縣護国神社参集殿
 開会、黙祷 司会 大橋正郎(社会保険労務士)
 国歌斉唱 龍笛 福岡縣護国神社 権禰宜 岩間宏富様
 ご挨拶 リスク法務実務研究会 安藤政明
 ご挨拶 福岡縣護国神社 宮司 田村豐彦様
 みたままつりのご案内 福岡縣護国神社 権禰宜 岩間宏富様
 ミニ講演 講師 福田憲太郎(土地家屋調査士)『福岡の古地図探訪』
 講演会 講師 鈴木裕一様(産經新聞社執行役員西部代表)『天皇ご譲位をめぐる今後の課題』

【第五日】五月二十四日(水)十日恵比須神社社務所
 開会、黙祷 司会 松尾拓也(公認会計士)
 国歌斉唱 龍笛 十日恵比須神社 権禰宜 太郎良高光様
 ご挨拶 リスク法務実務研究会 安藤政明
 ご挨拶 十日恵比須神社 宮司 野上清隆様
 ミニ講演 講師 井上敦史・茉彩(弁護士)『弁護士夫婦のメリット・デメリット』
 (サプライズ企画) 演者 吉住講様(和泉流狂言師)『狂言』
 講演会 講師 浦辺登様(作家・書評家)『東公園の銅像はなぜ建てられたのか』

【第六日】五月三十(火)警固神社神徳殿
 開会、黙祷 司会 小川剛(弁護士)
 国歌斉唱 龍笛 香椎宮 権禰宜 鍬原智武様
 ご挨拶 リスク法務実務研究会 安藤政明
 ご挨拶 警固神社 宮司 前田安文様
 講演会第一部 講師 前田安文様(警固神社宮司)『信仰と生き方』
 講演会第二部 講師 石瀧豊美様(福岡地方史研究会会長)『百四十周年・西南戦争と福岡の変』

【第七日】五月三十一(水)筥崎宮参集殿
 開会、黙祷
 国歌斉唱 龍笛 名島神社 権禰宜 押本竜人様
 ご挨拶 リスク法務実務研究会 安藤政明
 ご挨拶 筥崎宮 権宮司 田村邦明様
 講演会第一部 講師 田村邦明様(筥崎宮権宮司)『筥崎宮あれこれ』
 講演会第二部 講師 井上政典様(歴史ナビゲーター)『神話の故郷は福岡だった―イザナギとイザナミの痕跡を追う』
 第弐回熊本地震被災神社復興支援事業全七回の御礼 安藤政明
 全七回皆勤者に皆勤賞授与

以上の通りである。
各神社様、各演奏者様・講師様、ご参集いただいた皆様、受付会場係等のリスク法務実務研究会会員の皆様、多くの方々のご支援ご協力により、第弐回熊本地震被災神社復興支援演奏会・講演会を完了することができた。
心から感謝申し上げたい。
お預かりした義捐金は、6月14日に熊本県神社庁にて、宮﨑國忠庁長にお渡しする予定。


プレミアム座談会&内覧会

2017-02-20 22:44:04 | 日記

29.2.20

太宰府へ。
梅の季節。
後藤禰宜とばったり。

 昼食は、久しぶりに寿司栄。

今回の目的は、九州国立博物館。
ご縁あって、沖ノ島展の制作スタッフの座談会及び内覧会にお招き頂いた。
月曜日は休館日。
太宰府天満宮から九州国立博物館への通路のエスカレーターも止まっている。

座談会、登壇は4名。
展示デザイナーの伏貫政春さん。
イラストレーターのCAN/中野完二さん。
沖ノ島展の主担当学芸員の小嶋篤さん。
博物館広報課主事の梶村美月さん(超美人)。


参加者は、こんな感じ。


沖ノ島展企画制作の舞台裏について、いろいろな話を聞かせていただいた。
まず「展示デザイナー」に委託していること、言われてみればわかるが、想像していなかった。
しかも、実際に学芸員と一緒に沖ノ島に渡り、細かいところまで配慮されていた。
沖ノ島展は既に観覧していたが、「展示物の配置等」については無関心すぎた。

イラスト、実に親しみやすいものばかり。
座談会の会場では原画が展示されていた。
「原画の迫力」のみならず、その繊細な作業を感じる。
本当に素晴らしい絵だ。

イラストは、まず学芸員がイメージ図を提供し、これをもとにイラストレーターが仕上げるという流れ。
完成図の素晴らしさは言うまでも無いが、素案を描く学芸員の感性もなかなかのもの。


馬の埴輪の鬣や尾は、特徴があるとのこと。
当時の感覚で「かっこよく」か「粋」かわからないが、鬣は立ち、尾は短くなっているという。

特に小嶋学芸員の考古学好き好きオーラでいっぱいの話を聞き続けていたかったが、時間。
そのまま内覧会。
休館日なので、貸し切り状態。
入り口も何かの工事中。
ちなみに博物館職員は、「休館日だからといって休みではない」らしい。
交代制で開館日も含めて休みを取るのだろう(推測)。

今回は、なんと九州国立博物館から特別の許可を得て、特別展内部の撮影が許可された。

沖ノ島展は二度目だが、座談会で話を聞いた後では見方も変わる。
展示デザイナーのこだわりの一つ、海を越えて沖ノ島へ!

さらに、禊ぎ!

展示物、前回のブログでも掲載した、代表的国宝2つ。

説明文ごと撮影。

おかげ様で素晴らしい日となった。
登壇された4名に加え、受付案内等を担当された職員の方々に心から感謝!
さて月曜日、事務所職員にお土産買って、戻って仕事だ。


沖ノ島展

2017-02-20 21:58:57 | 日記

29.1.7

太宰府へ。

今年も「おかさね」をいただいた。

1月7日、夜は鷽替え神事と鬼すべ神事が予定されている。

名前は知らないが、鬼すべ神事で用いられる神具。
鬼すべ神事、見学したのはもう10年以上前のことだ。

九州国立博物館へ。

以下、九州国立博物館から提供いただいた写真を紹介。

沖ノ島、過去一度だけ沖津宮参拝の機会を得たが、生きている間にもう一度参拝したいものだ。

沖ノ島の宝物は、過去に何度か観覧したことがある。
今回の特別展は、沖ノ島だけにスポットを当てず、大和朝廷と朝鮮半島で出土したものと比較する視点で展示されていた。
年明け早々ということだろうか、さほど人混みでもなく、ゆっくり観覧できた。

記念撮影用の古代人?の衣裳。
同行した子も満足。

九州の国立博物館として、今回のような身近な歴史に関する展示が良い。
過去に九州の戦国時代にスポットを当てた特別展もあった。
今後も九州らしい特別展の企画を期待したい。