29.2.20
太宰府へ。
梅の季節。
後藤禰宜とばったり。
昼食は、久しぶりに寿司栄。
今回の目的は、九州国立博物館。
ご縁あって、沖ノ島展の制作スタッフの座談会及び内覧会にお招き頂いた。
月曜日は休館日。
太宰府天満宮から九州国立博物館への通路のエスカレーターも止まっている。
座談会、登壇は4名。
展示デザイナーの伏貫政春さん。
イラストレーターのCAN/中野完二さん。
沖ノ島展の主担当学芸員の小嶋篤さん。
博物館広報課主事の梶村美月さん(超美人)。
参加者は、こんな感じ。
沖ノ島展企画制作の舞台裏について、いろいろな話を聞かせていただいた。
まず「展示デザイナー」に委託していること、言われてみればわかるが、想像していなかった。
しかも、実際に学芸員と一緒に沖ノ島に渡り、細かいところまで配慮されていた。
沖ノ島展は既に観覧していたが、「展示物の配置等」については無関心すぎた。
イラスト、実に親しみやすいものばかり。
座談会の会場では原画が展示されていた。
「原画の迫力」のみならず、その繊細な作業を感じる。
本当に素晴らしい絵だ。
イラストは、まず学芸員がイメージ図を提供し、これをもとにイラストレーターが仕上げるという流れ。
完成図の素晴らしさは言うまでも無いが、素案を描く学芸員の感性もなかなかのもの。
馬の埴輪の鬣や尾は、特徴があるとのこと。
当時の感覚で「かっこよく」か「粋」かわからないが、鬣は立ち、尾は短くなっているという。
特に小嶋学芸員の考古学好き好きオーラでいっぱいの話を聞き続けていたかったが、時間。
そのまま内覧会。
休館日なので、貸し切り状態。
入り口も何かの工事中。
ちなみに博物館職員は、「休館日だからといって休みではない」らしい。
交代制で開館日も含めて休みを取るのだろう(推測)。
今回は、なんと九州国立博物館から特別の許可を得て、特別展内部の撮影が許可された。
沖ノ島展は二度目だが、座談会で話を聞いた後では見方も変わる。
展示デザイナーのこだわりの一つ、海を越えて沖ノ島へ!
さらに、禊ぎ!
展示物、前回のブログでも掲載した、代表的国宝2つ。
説明文ごと撮影。
おかげ様で素晴らしい日となった。
登壇された4名に加え、受付案内等を担当された職員の方々に心から感謝!
さて月曜日、事務所職員にお土産買って、戻って仕事だ。