テレビ出演

2008-02-01 11:02:02 | Weblog
年始にチェンナイのチャンドラシェーカー先生のお宅に滞在していたある日、
ピンポーンとチャイムが鳴ると、とてもてきぱきとして仕事ができそうな女性と、カメラや照明機材を持った数名の男性が家に訪ねて来られました。
女性が先生ご夫婦と話をしている間に、男性たちはあっという間にテレビのスタジオのように、マイクや照明、反射板、モニターをセットし、先生をここに座ってくださいと案内しました。
今さっきまで、お昼寝をしていた普通のインドの家でしたが、魔法のようにテレビスタジオのようになりました。
そして、すぐ先生が話し始め撮影が始まっていました。
先生は、タミル語や英語を混ぜて話されていたので、あまり良く内容はわかりませんでしたが、わかる単語を拾って想像すると、「グル シッシャー」という言葉が出ていたので、インド舞踊の学び方について話されているのかなーと思っていました。
撮影の後の食事の時に、何を話していたのか聞いてみると、やはりインド舞踊の学び方でした。
チャンドラシェーカー先生は、以前大学でも教えていらっしゃったので、昔からの師匠の家に住み込みで学ぶクラス、大学や舞踊学校での大人数でのクラス、個人クラス、などいろいろなところで舞踊を習うことができるが、それぞれのいい点と難しい点をお話されたそうです。そして、今、マキという日本人で20年来の生徒が、グルシッシャーのように、この家で舞踊を学んでいます。と話されたそうです。

インドから見ると私は外人ですが、ありがたいことに先生の家で滞在させていただいています。
師匠がどのように毎日を過ごされているかを日々ともに過ごし、勉強させていただけます。舞踊家だけに限らずいろいろな方が訪問されますので、それらの方々との会話からも学ぶところは多いですし、人に対する接し方や、指導方法、舞踊に対する情熱、ほかの生徒さんたちのクラスを見たりと、お稽古の時意外も、すべて大事な時間です。
私は外人ですので、衣食住すべてもインドを理解する上でとてもいい経験にな、舞踊を踊る時にも内容の理解にとても助けになります。

いつも思うことですが、チャンドラシェーカー先生の弟子で幸せです。
先生に喜んでもらえるよう、お稽古がんばろう。
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