アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

あー夏休み~

2014年08月14日 | Weblog
昔、管というグループがいて夏になると湧いてきて、このタイトルの曲が流れるのであった。
全然好きじゃなかったが、耳には残るし、ヤマタツのXマスソングみたいに夏になると必ず!掛かるんで好きじゃなくてもしょうがないのであった。

ということで、夏休み初日は午前中早々と起きて、夫の父のお墓参りに越後湯沢まで。墓掃除をせっせとして、お線香上げて、近くの叔父の家に顔を出し、枝豆やらトマトやらスイカやら自家製野菜を山ほど貰って帰ってきました。
休み前は仕事が忙しかったのもあって、お昼食べた後は再び疲れが出て少し休んで、夫と義母用に夕食を作って練習に。
お盆休みに練習ってバカじゃないのというのは夫の言でしたが、あにはからんや出席率は非常によく、第二などは全員参加であった!ブラヴォ!エクセレント!マーベラス!

オケだけのミサ曲の練習はホントに有難かったです。
少し前に、今回の演奏会は実力試験のようなものだと書いたことがあったけど、これはかつて学生だった人なら分かると思いますが、試験勉強というのは闇雲に一人でやってもダメなんですよね。
時間も限られている。練習に早道はないけども、効率よくやるというポイントはあるし、最低限ここまではという線も必要。
お陰様で私には水曜のsy先生は予備校の先生のように見えました;
はいはい、ここは赤線引いて!絶対ここはテストに出るよーってやつですねw
(と言いながら私は学習塾も予備校も行ったことないですが、勤務先が学習塾予備校経営会社だったということはある。)
ここは全部できないなら最低限ココ丸暗記して!二重丸してよくさらっておくこと!
なーんてねー。お陰様で問題点がクリアになって、限られた時間の中でどこをどう重点的にどういう練習をしておくかというのが分かって良かったのではないでしょうか。うちは本当に指導者に恵まれていますね。

合唱団の方達の仕上がりは着々でしたから、うちも精一杯出来ることをしないと、と思います。
先生もおっしゃってましたが、合唱指揮の先生が細かい注意をうちになさらないのは、本番までにはうちの団ならやって来てくれると信じて下さってるからだと思います。
ストバイとチェロは中でも目立つパートソロの難しい箇所があって本当に忙しい中大変と思いますが、お一人ずつの実力なら出来るとも思いました。
私も自分のパートの部分の責任は果たしたい。皆で良い演奏会にしたいですね!!

定演DVD

2014年08月14日 | Weblog
先日日曜日は台風接近と言われていたので、土曜の内に外出する用事を全て済ませて、掃除洗濯買い物も終わらせていたので、朝から家でまったりしていた。
かなり疲れが溜まっていたのでちょうど良かった。午前中に夫は自分の書斎スペースで作業をしていたので、一人で定期演奏会DVDを見る時間が取れた。うちのはクラシックに興味がない(いわんやアマチュアの音楽をや、である)ので、一人で見てくれということで。

自分達の演奏を客観的に見るのは難しいが、個人的な感想としては前プロが思ったより良く、メインのブラームスは思ったより大変だったなあ、というのが忌憚のないところである。特に1楽章と4楽章ははっきり力不足だった。やっぱ難しいですわ、ブラームスは。だからこそ何度でもやりたくなるんだけど。
2楽章の前半は木管のアンサンブルが安心感があって良かった。3楽章の前半の弦楽器も良かった。1と4は難しいですからねえ。大きく崩れないだけでも良かった。みんなでがんばったよねえ、と思う。
それで普段は見られない全体の弓の感じとか見たのだけど、バイオリンは本当に大変なとこは多分もっとバラバラになってたとは思うが、そういうとこは編集が上手にカメラをスイッチしているのでどこまでバラバラになったかは分からなかった。
が、もうちょっと揃ってると思っていたとこでも案外自分の好きに弾いてる方とかいらしたのがちょっとショックだった。
私は大学オケで始めたから、弾けなくてもせめてボーイングだけは合わせようよという気持ちが強い。弓の動きさえ合っていれば、弾けてない部分はかすんでいてもどうにか合って見えるもんである。
逆にウィー*フィルくらいになれば弓の上下など多少違っても音は合うのだろうし、表現も合わせるのだろうが、そこまでの腕ではないのだからせめて弓は合わせたいものだ。合わせようとして合ってないならしょうがないが、合わせようとしてないならちょっと考えを改めて頂きたい。それぞれ弓の好みや弾き方の癖はあるが、トップに合わせるのが基本だから。明らかにトップがコンマスとずれたりしたら そこはコンマスに合わせるとかでしょうがないとも思うが、そうでないところはトップに合わせなきゃ。
まあ、そんなこんなで、演奏会終了後は終わったーと気持良かったかもしれないが、もしちょっとでも自分達をそこそこ上手いとか思ってる人がいらっしゃるならDVDは見た方が良い。頑張ってるけどまだまだだな!ってやる気出ますからw
自分が思っていたよりまだまだなんですよ、私なんかもうホントに、今度ブラームスやる時はもっと頑張るって思いましたもんw(正直ハイドンは聴いても退屈だったー。)
かといって、演奏会を年に一回にしたらクオリティ上がるかというと、我々社会人で楽しみの為にやってるので、演奏会という締め切りがないとなかなか練習に身が入らないという部分もあるので、締め切りあるの大事よね、と思っている。
余談だがコミック研究者の人達が論文書きに追われているが、それも本の発行の締め切りあってこそなので、まあ人間というのは何か期限を切って目標を定めるというのも大事である。

前にも何度か書いたことがあるが、楽器演奏は結局その人の性格がよく出る。几帳面な人は几帳面に弾くし、自分勝手な人は自分勝手に弾くんである。大人集団なので、自分勝手な人に早々構ってもいられないが。
私の横の方は本当に几帳面で、真面目にきちんとさらってきて、楽譜もきちんと用意してこられて、カウントも正確に数え、一緒にやっていてとても頼もしいしやりやすい。オケの仕事もいっぱいしてくださってるのに、何もかも本当にちゃんとしてて尊敬している。有難いことである。
楽譜にもいっぱいきちんとした書き込みがあって指番号も細かく書かれているので、いつもお隣の人の楽譜を使っている。私はほとんど指は書かないで練習しているので(ポジションの取り方がお隣とだいぶ違うので書かないでやれるようにしとかないと返って困るんで)楽譜の指番号は見ない。
が、さすがにミサ曲の苦行部分は書かないとマズイかなという箇所がけっこうあったのだが、地道にさらってみたらだいぶ弾き方が固まってきたので、やはり書かないでもなんとか大丈夫なようだ。
昨日のオケだけの練習では後2週間頑張れば まあまあ弾けてきたんじゃないかというところまでは来た気がした。最初は自分が弾ける日が来る気がしなかったから、我ながら地道にさらったよ、と思っている。あと一息、頑張れ、自分。全部完璧に弾けるとは思えないがw

それぞれが大体弾けてくると今度は逆にずれやすくなる。最初は頭だけ合わせるのに必死だったけど全部弾こうとするからである。ああいう箇所は遅れるなら弾くな、小節の頭を合わせろ、コンミスとトップの弓を常に意識しろ、というのを自分に言い聞かせている。練習したことを無駄にしたくないからついムキになって全部一音でも弾こうとするあまり、走ったり遅れたりしてくる人が増える、自分も含めて。そうなると多分最初の頃よりノイジー。
合わせること、合わせること、合わせること。
個人練習は自分が自分が!で弾くためにやるのではない、合わせる余裕を持つためにやるのだ。