アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

群馬交響楽団の苦境

2010年10月07日 | Weblog
まずはasahi.comのこの記事を。
http://mytown.asahi.com/areanews/gunma/TKY201008230433.html

一部引用します。

≫65年の歴史を持つ群馬交響楽団(群響)が、苦境にあえいでいる。運営は補助金が頼りだが、国も地方も懐具合は厳しい。団員の給与を削減するとともに、県外公演を増やして収入増を図るなど生き残りの道を探っている。
苦境の主な原因は、国の補助金削減だ。「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ですら、補助金に頼っているのに……」。群響の五十嵐靖男常務理事は嘆く。
群響の収入の6割は国や自治体からの補助金。うち国の補助金は2009年度決算では9940万円と総収入の13%を占めている。
だが、昨年の政府の事業仕分けで、国費による地域の芸術振興事業は(1)効果が不明確(2)地方でやるべきだ――などとして大幅削減に。今年度の群響への補助金(内示額ベース)は、09年度の1億540万円より1710万円(16%)減らされた。
国はオーケストラの公演などを対象にした補助金を3年間で半減させる方針で、群響への補助金も5千万円程度に減る見込み。この先2年間は例年より退職金の負担が重くなるといい、群響は危機感を募らせている。 ≪

上の記事は今年の8月でした;ぼんやりしてる間になんということ!
おかしい、確か昨年末事業仕分けによる予算削減の動きにネット上で署名活動をしていてその反響が効果があったはずなのに・・と思って日記を探したらば
(昨年12月の日記より)
≫『閣議決定された平成22年度予算案の中で、事業仕分けの対象になった「子どものための優れた舞台芸術体験事業」は、総額で49億円と当初の予定通り満額で計上されました。仕分け人からは辛辣なコメントも出ましたが、財務省は「仕分け以降、多くの意見が寄せられ、必要な事業と認識した」とコメントし、全国からのメールなどによる意見が大きく影響した事を示唆しました。「芸術創造活動特別推進事業助成金」(定期演奏会などに対する補助)は多少減額される可能性もありますが、全国の子供たちがこれからもオーケストラの生演奏に親しむ機会が保たれた事は、大いに評価できます。』といったことになったようです。≪<≪

そうかこの時の
≫「芸術創造活動特別推進事業助成金」(定期演奏会などに対する補助)は多少減額される可能性もありますが≪

これか。結局「多少減額」の多少はまったく多少どころの話ではないらしい;
それもこれも先が見えない不況のせい・・。
こういう時に真っ先に文化的事業にかける予算を減らすというのは本当にやるせない。
ネット上でこの動きに対して何か署名活動等はないのか?と探したが特に見当たらない。(ご存知の方はお知らせくださいまし…vff21101@nifty.com)

うちのオケでは先週団長からこの話があって署名用紙が回っている。私も昨日署名した。なんとかならんのかなあ、ほんとに。
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