アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

先回(3月30日)の練習

2011年04月02日 | Weblog
3月30日は久しぶりにオケ練がありました。
計画停電、ガソリン不足騒動などがあり、2週休みになっていたのでした。
ホントは今月いっぱい休みという連絡が少し前にあったのだけど、計画停電実施せずというのが分かった時点でかな?練習やりますとの連絡があり。
こんな事態の中、おおよそ6,7割の団員が集まりました。

練習の前、代振りの桜屋敷さんだったのだけど、最初のあいさつで
「(メイン指揮者)佐藤先生が仙台フィルを振って復興を誓う演奏会をお寺でやったというのが記事になってましたね」というようなことをおっしゃって、(え?)と思って帰って調べたら出てました。

下記に動画も挙がっています。
http://www.47news.jp/movie/general_national/post_2932/

静岡ニュース
http://www.at-s.com/news/detail/100014235.html

さきがけON THE WEB
http://www.sakigake.jp/p/special/11/eastjapan_earthquake/news.jsp?nid=2011032601000488

今、プロオケも演奏会の自粛で殆どお仕事にならない状況なんだそうです。
殆どの予定が中止になっているようです;
そんな中で仙台フィルは被災地の中で復興支援演奏会を企画、素晴らしいことだと思います。
http://www.sendaiphil.jp/news/index.html

佐藤先生はご出身が仙台の方だから…と私も密かに心配はしてたのだけど
このような演奏会をされていたと知ってなんだか胸が熱くなりました。

そうでなくても事業仕分けの影響で予算の削減などもあって(反対署名の結果で予算削減阻止できた部分もあっらしいのだけどそれでも)、地方のプロオケはかなり厳しい状態に置かれているみたいなのにここにきてさらにこの震災。
音楽家は音楽を演奏することで復興を願うしかないのだ、という決意も感じました。

団長の挨拶や役員の方からの説明で
4月の練習がひょっとしたら1回しかできない可能性もあるが、演奏会は行うという役員の決定を説明しました。練習会場が使えない場合の練習の振替をどうしていくかは随時HPで情報を挙げたりパート間の連絡でフォローするので、とのこと。
皆異存はないようでした。
こんな中だからこそ音楽活動を続けようという話に反対するような人はまず練習に来てる筈ないもんね;
ただものすごく難曲なのに合奏練習が減るというのはかなり大変だという危機感はあります。
あと、定期演奏会を無償でという意見もあったけどそれはやはり団員の負担が半端ではないので普通にチケット代は頂く代わりに、義援金箱は設置して団員もそこに入れようという話にはなりました。

久々の合奏は大変だったけどでもやっぱり楽しかったです。
被災地のアマオケもプロオケもそれどころではないというのを思うと胸は痛むけども、だからといって活動を自粛してもしょうがない、前向きに音楽活動を続けることで我々に出来る支援をしようという話でした。まったく同感です。
何とか練習を工夫していい演奏会にして、足を運んで下さる方のひとときの慰めになるようなそんな本番を持てればと願います。



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