アマオケ活動記ブログ版

所属しているアマオケ(群馬シティフィル)での活動を中心に演奏会案内や練習状況など零します。

引き出しを多くもつ

2008年03月21日 | Weblog
一昨日の練習は代振りのS先生でボロディン2番。
実は難しいのは2と4で1と3はなんとか、、と思っていたら意外に出だしからしてけっこうばらつく;フェルマータからテンポに戻る際のカウントの感じ方や弓を戻すスピードにばらつきがあるのだろうと思う。
特にセカンドがばらつくという指摘を受けて、パートでつかまった;
パートだけで弾かされるのは緊張する・・・が、よく考えると学生オケ時代は恐怖の一人弾きもあったんだった;まだマシだ;
前の弓を見て合わせようとするが、何度もつかまる。
自分は弓は合わせてるつもりだったけども;難しい。
するとS先生がトップだけ、さらには1プルだけ弾かせて、後ろに見せた。
「大変個性的に弾いている、これに合わせなさい」
そこで言われた一言が心に残った。
「前に合わせること、そのために演奏法の引き出しを自分の中にたくさん持っていないと」
具体的には次のカウントをフェルマータの伸ばしてる最後に取るのか、弓を戻すタイミングで取るのか、それを前の弓を見てとって自分の取り方をさっとそれにあわせられるかどうか、ということ。
引き出しをたくさん持っておいて、それで合わせられるようにする、っていい言葉だなあ。。と思い、今日の練習メモw

こないだの人のように、「私が合ってるんだから/私が正しいんだから」というのと真逆にあることだと思う。自分の内容を豊かにして、それで色々な表現に合わせていこうと歩み寄っていく気持ち、これがパートの音を作り、アンサンブルを作っていくのだなあ。。。

気を取り直して頑張っていこうと思う。

夜はフィギュアの女子を見た。彼女らの頑張りを見てると、一瞬の表現にかける情熱が痛いほどに伝わってきて、相当な練習を重ね、大変なプレッシャーに堪えて自己表現を突き詰めてる…自分も練習しなくっちゃ、という気になるんでした。