原発と放射能の本 東京新聞原発事故取材班『レベル7』幻冬舎、2012年3月11日第1刷、365ページ、定価1600円+消費税
最近の原発報道では、テレビはほとんどなくなりかけていて、新聞では『中日新聞』=『東京新聞』がいちばん良くて(とくに1ページの上段・半ページを使った「特報」記事)、2番目が共産党の『しんぶん赤旗』でしょうか。3はなくて、4番目に『静岡新聞』、5,6はなくて7番目に『朝日新聞』というところでしょうか。
この本は、東京新聞取材班ですから、連載中の『中日新聞』で一部は読みましたが、こういう形で単行本になると、系統的に、他の材料と比較して読めて、いいです。
内容的には、今年3月に出た本の中では、いちばん良いかもしれません。目次は、以下の通り。
第一部 福島原発の1週間
第二部 汚染水との闘い
第三部 想定外への分岐点
第四部 「国策」推進の陰で
第五部 安全神話の源流
第六部 X年の廃炉
主な経過
帯の殺し文句はこうです「すべての危機は警告され、握り潰された」。
そうなんですよね。
津浪も予測されていた。
地震による原子炉の破壊も警告されていた。
予測や警告は、届いていたのに、無視されたのです。
最近の原発報道では、テレビはほとんどなくなりかけていて、新聞では『中日新聞』=『東京新聞』がいちばん良くて(とくに1ページの上段・半ページを使った「特報」記事)、2番目が共産党の『しんぶん赤旗』でしょうか。3はなくて、4番目に『静岡新聞』、5,6はなくて7番目に『朝日新聞』というところでしょうか。
この本は、東京新聞取材班ですから、連載中の『中日新聞』で一部は読みましたが、こういう形で単行本になると、系統的に、他の材料と比較して読めて、いいです。
内容的には、今年3月に出た本の中では、いちばん良いかもしれません。目次は、以下の通り。
第一部 福島原発の1週間
第二部 汚染水との闘い
第三部 想定外への分岐点
第四部 「国策」推進の陰で
第五部 安全神話の源流
第六部 X年の廃炉
主な経過
帯の殺し文句はこうです「すべての危機は警告され、握り潰された」。
そうなんですよね。
津浪も予測されていた。
地震による原子炉の破壊も警告されていた。
予測や警告は、届いていたのに、無視されたのです。