雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 292 村山斉『宇宙は何でできているのか』幻冬舎新書、2010年

2014年04月21日 20時58分02秒 | 本と映像の森

本と映像の森 292 村山斉『宇宙は何でできているのか - 素粒子物理学で解く宇宙の謎 ー』幻冬舎新書、2010年

 難しい「素粒子論と宇宙論」を、数式いっさいなしで、わかりやすく解説してくれる基礎的ガイドブックです。文系の人(ボクです!)にも超おすすめです。

 まるで良質の推理小説、たとえばコナン・ドイルやエラリー・クイーンやアガサ・クリスティを読んでいるような「謎解き」科学ドキュメントです。

 以下、目次をあげておきます。

 序章 ものすごく小さくて大きな世界

 第1章 宇宙は何でできているのか

 第2章 究極の素粒子を探せ!

 第3章 「4つの力」の謎を解く

 第4章 湯川理論から小林・益川理論へ

 第5章 暗黒物質、消えた反物質、暗黒エネルギーの謎

 とくに面白いのは「保存則」の由来。「右と左の対称性の保存」とか。

 掲載写真の亀は、「前と後ろでは対称では、ありません」、でも亀は「左右は対称性が、見かけではあります」というのが「対称性」です。

 

 


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