雨宮日記 7月31日(日)の1 雨が降り出したので博物館と図書館へ
いろんな事情で、ずっと里山へ行けなかったので、今日こそは里山へと思っていたら、午後、起き出して、シャワーを浴びて出かけようとする頃には雨がポツポツ来てしまい、しかたなく、浜松市博物館に行く事にしました。
「銅鐸から銅鏡へ」特別展示です。行って見ると、ずらっと並べられた銅鐸の列…。うれしくなって、一つひとつ考えながら眺めていきました。うれしい!
中央にあった神戸の有名な絵画銅鐸をガラスに顔を付けるように眺めていたら、座っていた警備員の男性が立ち上がって、こちらに来るので、「あ!やばい!なんか言われるのか」と思って身構えていたら、「どうぞ」と言って小さな懐中電灯を貸してくれました。
この絵画銅鐸は、表裏の6面×2=12面のすべてに、亀やトンボやすっぱんやアメンボや鳥や鹿や、弓をもつ男性や織物をする女性を描いています。
ぼくは「里山銅鐸」と命名していますが。すてきな、日本人の2000年間の減点のような銅鐸です。
展示の説明は、どうしても考古学的な説明になってしまい、たとえば銅鐸の模様は田んぼの区画ではないかとか、水の流れを現していないかとか、そういう生活と関連した論議が足りないなと思いました。
銅鏡も、展示してあるのは「裏面」で、逆の側が光りを反射する「表面」という説明もないですね。
でも、銅鐸や銅鏡の実物をたっぷりと見て満足しました。
帰り、中央図書館に寄ったら、駐車場が満杯で,寄らずに家へ戻りました。