震災・くらし情報 8月16日(火) 浜松市の焼却灰などの放射能について
「震災・くらし情報 浜松市が放射能を検出した焼却灰等を公表せず埋立」で報告したことの詳報です。
以下は、浜松市の発表ですが、浜松市環境部に電話して以下のことを確認しました。
① このうち西部清掃工場の「溶融飛灰固化物」については、下水道中部浄化センターの「汚泥」をふくんでいるそうです。
② 南部・浜北・天竜については,一般焼却ごみだけで、「汚泥」はふくんでいません。
③ 発表以外に西部清掃工場の「溶融飛灰固化物」で、ヨウ素131を「180ベクレル/kg」検出した。これ以外では非検出。「ヨウ素」を公表しないのは、公表の指示がないから。
④ 「非検出」の検出限界は、溶融スラグの場合、ヨウ素131で10ベクレル/kg、セシウム134で9ベクレル/kg、セシウム137で10ベクレル/kg、だそうです。
下水道の汚泥の検出発表がありますので、まとめてアップします。それによれば下水道の中部浄化センターの汚泥を焼却した汚泥焼却灰でセシウム134を506ベクレル/kg、セシウム137を586ベクレル/kg、検出しています。これは6月24日に採取した資料で、この焼却炉は6月10日以後、休止しています。
問題は、下水道汚泥に放射能が蓄積するメカニズムと、どうして一般廃棄物の焼却灰に放射能が出てくるかです。そして、なぜ半減期が8日と短いヨウ素131が7月になって検出されるのか、です。引き続き研究します。
一般廃棄物焼却施設における焼却灰等の放射性物質濃度の測定結果について
1 目的東京都の一般廃棄物焼却施設の飛灰を測定したところ、8,000Bq/kgを超える放射性セシウムが検出されたことから、東北・関東地方の16都県にある焼却施設から排出される焼却灰等についても測定を行うよう環境省から要請がありました。このことにより、市内4清掃工場において放射性物質濃度の測定をしたので結果を報告します。2 調査概要
3 測定結果 (単位:Bq/kg)
※環境省から示された当面の取扱いでは、焼却灰等に含まれる放射性セシウムの濃度が8,000Bq/kgを超える場合には一時保管とすることとしていますが、市内4清掃工場の飛灰、溶融飛灰、溶融飛灰固化物、溶融スラグを測定した結果、いずれも8,000Bq/kg以下でした。 お問い合わせ先
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