雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 4月7日(水) 記録媒体の進歩はすごいな

2010年04月09日 05時06分43秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月7日(水) 記録媒体の進歩はすごいな

 「本と映像の森」で書いたアーサー・クラークさんの「スペースオディッセイ」シリーズの第2作『2010年宇宙の旅』は、1981年に執筆されました。
 本の後書きに、クラークさんが、パソコンで書いた原稿を「5インチのディスケット」に記録して出版社に送った、と書いてありました。
 わずか28年前です。
 私も、知り合いにパソコンおたくがいるので、その人に教えてもらって、NECの9800シリーズを買いました。
 その当時は、まさに、その「5インチのフロッピーディスク」でした。
 そのあと、今はもう「絶滅危惧種」となりつつある「3.5インチのフロッピーディスク」になり、今はもう普通のパソコンには「3.5インチ」を差し込めるディスクはついていません。
 「3.5インチ」のフロッピーは、通常1メガですから、今のデジカメで2メガの容量のある写真1枚すら入りません。

 パソコンに接続するのはUSBメモリーが当たり前になり、いまや1ギガ、2ギガがあたりまえになりました。 
 つまり、1メガの1000倍ですね。
 2メガのデジカメ写真でも500枚入ります。

 「おまえは、資本主義の悲惨を見ずに、進歩だけを絶賛するのか!」と言われそうですが、いちおうそういう資本主義の悲惨を直視し、改革していこうとする組織の一員ですので、事実として、プラスもマイナスも直視しようよということです。

 で、今日の主題ですが、音楽が大好きで、大学時代も、浜松に戻ってからも、合唱団で歌っていた雨宮は、音楽、とくにクラシック音楽を聴くのが大好きです。

 以前は、当然、レコードですが、カセットテープという媒体ができて、さらに、レコードからCDになったけど、小さなCDでも、やっぱり1枚なんですね。
 数年前に「CDウォークマン」というのを買って、電車の中や、車を運転しながら、音楽を聴いてたのですが、やっぱりそのときにセットできるのは1枚。

 今年になって、高林の「コジマ電器」に行ったら、オーディオ・コーナーに、ソニーの「ウォークマン」という小さな器械があって、これがよさそうなので衝動買いして,正解でした。
 ソニーから宣伝費をもらっているわけではないので、たぶん「iPod」とかいうのと同じ感じの製品だと思います。
 要するに「携帯型デジタル音楽プレイヤー」です。

 たとえばAシリーズでは、64ギガから16ギガまで、記憶容量があります。
 宮沢賢治さんのいう「ススキのしたの ぎんがぎが」です(なんのこっちゃ)。
 
 私は、いま「ショパン全集」の全曲や、ベートーベン・ピアノソナタの全曲や、もっといろんな合唱曲を入れて、その時の気分で、好きな曲を聴いています。

 アーサー・クラークさんがいう、技術進歩は、一人ひとりの人間には、まるで魔法のように感じられるだろうということは実感します。


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