雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

ことばと詩 46 エイゼンシュテイン「生きて、考えて、熱中した」 20201217

2020年12月17日 16時28分30秒 | ことばと詩

ことばと詩 46 エイゼンシュテイン「生きて、考えて、熱中した」 20201217


 エイゼンシュテインさんはソ連の映画監督で1948年2月11日に亡くなった。50才でした。大作「イワン雷帝 第2部」がスターリン体制下で上映禁止になり、その改作を準備していたさなかだった。


 つい最近、YouTubeでエイゼンシュテインさんの「イワン雷帝 第1部」をやっと見ることができた。すごかったです。建物の部屋での人間の影と光の使い方。


 映像にもかかわるボクとしては、あこがれの人、少しでも近づきたいと思う。


 「生きて、考えて、熱中した」というのは自伝の「題辞」のことばです。もちろんフランスの作家スタンダールの「生きて、書いて、愛した」を模したもの。


 かっこいいですね。


 題辞のおわりは「筆者は何をくぐり抜けて生き、何を考え、何に熱中したかをお見せしよう」と言っている。(以上、山田和夫さん著『エイゼンシュテイン』新日本新書、1998年、による)