雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2019年1月1日(火) あけましておめでとうございます

2019年01月01日 16時38分32秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年1月1日(火) あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。今年も良い年にしたいと思います。

 今日は晴れて、いい天気。則子さんは介護施設で元旦から仕事です。

 年賀状は珍しく年末につくってしまいました。100枚程度です。 ボクの部分だけ紹介します。則子さんのは則子さんの著作権がありますので、勝手に掲載できません。あたりまえですが。

 そういう視点で、父や娘やウサギの豆子さんを掲載するのは止めました。「雨宮家」の年賀状ではありません。2人の年賀状です。

 「右半身不随になって3年、「執行猶予」は何年なのか、残る人生やれることをやりきりたい。昨年は「雨宮智彦のブログ」176万ヒットに。「青い地球」編集長に復帰。パソコンファイルの整理を開始。浜松市平和委員会公式ブログを創る。今年は結婚40年、自伝の断片を書き始めよう。ビデオ製作を仲閒と続けられれば幸せです。」


古代ブログ 98 「神無月」「霜月」のこと

2019年01月01日 16時20分10秒 | 遠州古代史

古代ブログ 98 「神無月」「霜月」のこと

 2019年1月1日になりました。1年の始まりを月( moon、Luna )のことから始めます。

 12月に松岡正剛さんの『ルナティックス ー 月を遊学する ー』(中公文庫、2005年、原著1993年作品社)を読んでいて、こういう叙述にぶつかった。

 「霜月は当て字である。もともと神無月が当て字で、これは折口信夫が最初に言い出したのだとおもったが、カンナヅキは本来「上な月」のカミナヅキで、これに対して「下な月」としてのシモナヅキがあったらしい。それが寒い霜月に変わったのだった。」(p243)

 折口信夫さんをしっかり読んだことがないのだが、ボクはあっと思った。

 神無月は10月で、霜月は11月だ。

 1年は12ヶ月だが、日本では古くから6月末に境目のある「2倍年暦」の可能性がいわれている。もちろん否定説もある。

 『古事記』『日本書紀』の天皇の寿命が2倍くらい長い。古代の世界ではアジア南方系の暦が2杯年暦の可能性があるらしい。

 ボクは2杯年暦の可能性を探っている

 それで、日本の月名をもういちど見直してみた。

 その結果、4月「卯月 うづき」と5月「さつき」が怪しいと思った。

 もし11月、12月が「かみつき」「しもつき」で「上下」だとするなら、前半に「左右」があってもおかしくはない。

 まさに「うづき」=右、「さつき」=左、ではないのか。

 古代の原日本の月名はわからなくなってしまったか、わざとわからなくした、という可能性もあるかもしれません。

 1年の前半のうち4月、5月で右左、1年の後半のうち10月、11月で上下と符合している。

 なにか文献・傍証がないか探ってみます。

    ( 20時20分補正 )