雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 8月3日(日)の3 則子さんは長女夫妻の町の花火へ行きました

2014年08月03日 19時48分41秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 8月3日(日)の3 則子さんは長女夫妻の町の花火へ行きました

 午後7時半、東で花火の音がしました。長女夫妻の住む中田町から間近の「天王神社」の花火です。

 次女も行く予定でしたが、「仕事が忙しくて帰り遅くなる」ということなので、則子さんだけで、宮崎の知人から送ってくれた「マンゴー」も届けに、長女宅へバイクで出かけました。

 今、午後8時前。ときどき花火の音がします。

 天王神社の花火は、去年は直接見に行きましたが「手筒花火」が披露されて、すごくおもしろいです。あぶなそうですけど。

 


雨宮日記 8月3日(日)の2 歴史の事実と真実は書かないと雲散霧消してしまう

2014年08月03日 19時39分44秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 8月3日(日)の2 歴史の事実と真実は書かないと雲散霧消してしまう

 戦争と平和年表と平行して、①ぼくと則子さんの自伝「青い地球とオレンジの花」、②それに附属する客観的浜松の戦後史、を準備しているのですが、たとえば、ぼくたちと対立した人たち、松本澄美子さんとか、袴田忠司とか、ネットで検索してもほとんど出て来ません。

 松本さんや、袴田さんの客観的役割はともかく、主観的には、浜松の労災運動史・学習運動史からみれば、正当な評価がきちんとなされていないことは明白です。

 彼らが正しかったということではないですよ。詳しく、則子さんやぼくの体験も含めて書きたいと思いますが、そこに没頭した人々の主観的なy役割はきちんと評価したいと思います。

 同時に、その客観的な役割、その過去性も、客観的に見つめ直したいと思います。なあなあの。仲間ぼめが多すぎます。

 「Aさんを事務局長にしないなら、私は支持できない」と則子さんに玄関で宣言したBさんのリアルな言葉は今でも心に響いています。

 なんなんだ、こいつは?!

 


雨宮日記 8月3日(日)の1 今日は平和年表づくりで雑紙ごみをたくさん出しました

2014年08月03日 19時34分36秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 8月3日(日)の1 今日は平和年表づくりで雑紙ごみをたくさん出しました

 いよいよ本格的な「戦争と平和の年表」づくりにかかり、奥の2部屋にある資料を持って来て、見ながら捨てる物は捨てる。残す必要のある物はデジカメで撮影してファイルにして。紙は捨てます。今日は段ボール箱で2箱も捨てたので、則子さんは、すごく嬉しそうです。

 それにしても、40年前の学生自治会時代の文書なんて、自分でも思うけど、よくとってりましたね。相模原闘争の報告文書です。

 


戦争と平和の本 2 こうの史代さん著『この世界の片隅に 上』

2014年08月03日 11時52分43秒 | 戦争と平和

戦争と平和の本 2 こうの史代さん著『この世界の片隅に 上』<アクション・コミックス>、双葉社、2008年2月12日第1刷~2009年8月10日第8刷、定価648円+消費税


 戦争中の広島、海苔をつくる家で育った、絵の好きな主人公・浦野すずさんの少女時代からの物語マンガです。
 昭和9年1月の設定の「冬の記憶」に始まり「大潮の頃」「波のうさぎ」と少女時代を描きます。
 
 昭和18年12月から「この世界の片隅で」が始まり、すずさんは、広島から30キロの呉市の北条周作さんに嫁ぎます。
 戦時下ではあるけれど、上巻では、夫と両親、義姉と娘の幸せなくらしが続きます。
 
 戦時下の非常食用の草花をすずさんはスケッチして書き付けます。
 「たねつけばな 辛い」「たんぽぽ にがい」「かたばみ 酸い」「はこべ 甘い」
 「楠公飯」というのも、しんどいというか、切ないですね。
 
 こうの史代さんの、優しい描線、ほのぼのとした感じが好きです。
 けなげな主人公のすずさんは、こうのさんの性格の投影でしょうか。

 少女編の「波のうさぎ」も切なくて好きですね。
 すずさんの同級生の水原さん(男性)の兄が海で水死します。

 美術の時間、校外で絵を描けというテーマに、海岸で座り込んでいる水原さん。

 水原「うさぎが跳ねよる。正月の転覆事故の日もこんな海じゃったわ」
 すず「いまのんはどういう意味?」
 水原「えっあ 言わんか?ほれ白い波が立っとろう。白うさぎが跳ねよるみたいなが」

 すずさんは、水原さんの代わりに海の絵を描いて、その絵に、たくさんの波ウサギを描き込みます。
 その結末が最高にいいですね。
 
 こうのさんの『夕凪の街 桜の国』は、映画化もされましたが、ぼくは原作マンガの方が好きです。

 (ミール)