雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 12月16日(金)夜 寒い夜の仕事に則子さんが心配して

2011年12月17日 05時29分31秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月16日(金)夜 寒い夜の仕事に則子さんが心配して

 今日は夜、寒波ですごく冷える天気予報で、午後11時過ぎ、仮眠から起きて下へ降りていったら、則子さんが「起きれた?今日は冷えるから、その格好じゃだめよ」と。

 「温かいお茶持って行きたいけど」
 「時間ある?」
 「事務所にいったあとで寄るから玄関に置いといて」
 「いいよ、置いておく」

 こういう細かな心配というか、心配り、基本的にはすごくうれしくてジーンとします。則子さんが3才年上だし、姉と弟みたいな感じで、ぼくも基本的生活能力ないので、則子さんに頼っています。則子さんには「ぼくより先に死なないでね」とお願いしています。

 仕事にでかけて、その途中、家に寄って玄関を開けたら、則子さんが起きてきました。ありがとう。

 則子さんに感謝して,今日の仕事を始めました。

 
 

原発ニュース 12月16日、なんと「収束宣言」「冷温停止宣言」だって?

2011年12月17日 05時09分51秒 | 地震・原発・津波・防災情報
原発ニュース 12月16日(金)、なんと「収束宣言」「冷温停止宣言」だって?

 野田さん(注:日本の首相)が「収束宣言」「冷温停止宣言」しました。

 「冷温停止」というのがホンマかいなと気になって(我が家の十軒町には「本間」さんという家がたくさんあります)、すこし政府や東電や市民のネットを検索してみました。

 わかったのは、政府は原子炉圧力容器の底の温度を測って、それが100度を切り、誤差を20度として80度以下になったら「冷温停止」だとしていることです。

 つまり、溶け落ちた核燃料自体の温度を測っているのではないのです。それどころか、原子炉内が高濃度の放射能で立ち入れないのだから、そもそも溶けた核燃料がどこに、どれくらい、どういう状態であるのかも、実際には確認していないのです。

 そもそも圧力容器の底をどうやって測っているのか、ということもありますが。実際に測っているとしても、これは「圧力容器底部冷温宣言」であって「溶融核燃料冷温宣言」ではありません。

 事態は、多くの科学者・ジャーナリストなどが指摘しているとおりだと思います。

 ① まだ溶融露出した核燃料の具体的な位置や状態も温度もわからない
 ② 原子炉は放射能が漏れているままで閉鎖できていない
 ③ 冷却用に注水している水はどこで漏れているかわからない
 ④ まだ原子炉は高濃度放射能で近づける状態ではない

 これで「冷温停止」とは?

 たぶん、圧力容器と格納容器のどこかで、溶けた核燃料が折り重なって,外側は注水した水で温度が低下して固体になって、中はまだ高温でドロドロ・・ではないですか?

 中まで冷えてればいいですけどね。

 こういう場合に、放射性元素の崩壊熱でどうなるか、という専門家の科学的予測が欲しいですけど、まだ見付けていません。

 野田さんは「収束宣言」ではなくて、これで安心だから、もう明日から福島原発のニュースを新聞に載せるな、テレビで流すな、という「終息宣言」をしたかったのでしょうね。

 これを書いて(打って)いて、なんだか無性に怒りがこみ上げてきました。午前5時半で則子さんも寝ていて話ができないので、自分のなかでぐるぐる循環して、野田さんに抗議文を出したくなりました。

 これを見ているあなた!とにかく自分で行動しましょう!

 雨宮夫妻の行動の3原則
 
 ① やるべきことをやる
 ② やれることをやる
 ③ やりたいことをやる