雨宮日記 11月23日(水) 中国の経済高水準と社会低水準を見て
63才になった則子さんは、何十年間、ずっと忙しくて、テレビを見るヒマもほとんどありませんでした。
9月からしばらくは、年金生活で仕事をしてないので、珍しく、テレビを、兎の豆子といっしょに見ていたりします。
夕方のテレビのニュース特集で、則子さんが、中国の地方選挙で「独立系」として立候補した何人かの女性たち、の苦労を報道しているのを見ていました。ぼくも、つられて、見ました。
なんじゃ、こりゃ、と思いましたが、中国で自治体の議員に立候補すると、まず審査委員会に何人以上の推薦人を付けて申し入れ、そしてその審査委員会が、どういう基準かわかりませんが、立候補者を絞り込むのだそうです(意味がわかりませんよね)。
日本では、議員に立候補するには供託金が必要で、中国ではお金でなく推薦人というのが、おもしろいですね。
そのテレビでは、中国共産党員ではない、女性の主人公が強制立ち退き問題とかかわって、住民の声を議会政治に反映したいと、立候補しました。
ところがそういう住民の積極的な動きは「当局」「私服警官?」の妨害・尾行にさらされます。
番組では、その女性は第1次審査は通過しますが、第2次審査で落とされ、残った候補は中国共産党員だけ、ということです。
日本の常識からは外れていて、訳がわかりませんね。
日本では、泡沫候補は,立候補しても票数が出ないだけですから、立候補自体を断念させるようなことはありえません。
もしかしたら、中国共産党の幹部のみなさんは、無党派で立候補して当選されるのが困るから、でしょうか。
その女性は、審査委員の責任者から内容を聞こうとしますが、法的に知らせるようにはなっていないんでしょうね。けんもほろろに拒否される映像でした。
いちばん印象的なのは、立候補しようとする女性たちを妨害しようとする、当局の、なんでしょうか「私服警官?」かたんなる「手先?」かな?その男性たちの表情、いや無表情です。
カメラは正直ですね。真実を撮影しています。
なんの人間的な表情もない人間たち、そういう組織には未来はないですね。
中国共産党に、いまのところ、未来はないです。
反省すれば、わかりませんが、たぶん、そういう反省はしないでしょうね。いや、できないでしょう。あまりに、儲かりすぎていて。
「権力は腐敗する」「絶対的権力は絶対的に腐敗する」ということです。なんの不思議もありません。法則的です。
63才になった則子さんは、何十年間、ずっと忙しくて、テレビを見るヒマもほとんどありませんでした。
9月からしばらくは、年金生活で仕事をしてないので、珍しく、テレビを、兎の豆子といっしょに見ていたりします。
夕方のテレビのニュース特集で、則子さんが、中国の地方選挙で「独立系」として立候補した何人かの女性たち、の苦労を報道しているのを見ていました。ぼくも、つられて、見ました。
なんじゃ、こりゃ、と思いましたが、中国で自治体の議員に立候補すると、まず審査委員会に何人以上の推薦人を付けて申し入れ、そしてその審査委員会が、どういう基準かわかりませんが、立候補者を絞り込むのだそうです(意味がわかりませんよね)。
日本では、議員に立候補するには供託金が必要で、中国ではお金でなく推薦人というのが、おもしろいですね。
そのテレビでは、中国共産党員ではない、女性の主人公が強制立ち退き問題とかかわって、住民の声を議会政治に反映したいと、立候補しました。
ところがそういう住民の積極的な動きは「当局」「私服警官?」の妨害・尾行にさらされます。
番組では、その女性は第1次審査は通過しますが、第2次審査で落とされ、残った候補は中国共産党員だけ、ということです。
日本の常識からは外れていて、訳がわかりませんね。
日本では、泡沫候補は,立候補しても票数が出ないだけですから、立候補自体を断念させるようなことはありえません。
もしかしたら、中国共産党の幹部のみなさんは、無党派で立候補して当選されるのが困るから、でしょうか。
その女性は、審査委員の責任者から内容を聞こうとしますが、法的に知らせるようにはなっていないんでしょうね。けんもほろろに拒否される映像でした。
いちばん印象的なのは、立候補しようとする女性たちを妨害しようとする、当局の、なんでしょうか「私服警官?」かたんなる「手先?」かな?その男性たちの表情、いや無表情です。
カメラは正直ですね。真実を撮影しています。
なんの人間的な表情もない人間たち、そういう組織には未来はないですね。
中国共産党に、いまのところ、未来はないです。
反省すれば、わかりませんが、たぶん、そういう反省はしないでしょうね。いや、できないでしょう。あまりに、儲かりすぎていて。
「権力は腐敗する」「絶対的権力は絶対的に腐敗する」ということです。なんの不思議もありません。法則的です。