馬糞風リターンズ

世ノ中ハ何ノヘチマトオモヘドモタダブラリト下ツテモオラレズ

ミツバチ便り。・・・・ハニーロンダリング??

2015年05月13日 | 昆虫・ミツバチ
ハチミツの比重は?教科書では1.4と書いてあります。
昨日採蜜したハチミツの比重を計ってみました。
水500ccの重さは500gです。



ハチミツ500ccの重さは730gです。
そうするとこのハチミツの比重は730÷500=1.46と云うことになります。
ハチミツ(商品)の表示
①純粋なハチミツ
 異物やゴミを濾過しただけのもの。一切の添加や加工をしていないもの。
②加糖ハチミツ
 異性化液糖その他の糖類を加えたもの。人工的にショ糖(スクロース)を加えたもの。加糖はちみつの蜂蜜の含有量について、重量比で60%以上でなければならない。
③精製ハチミツ
 ハチミツから臭い、色等を取り除いたもの。
④「国産」と表示するには、原料蜜のすべてが国内で採蜜されたものでなければならない。
⑤蜜源植物を表示するには当該蜂蜜のすべて又は大部分が当該花から採集され、その花の特徴を有していなければならず、その場合は生産国名を表示しなければならない。
 これらの規定は、全国はちみつ公正取引協議会が「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」で自主的に制定したルールです。
しかしこの規定並びに運用には大きな疑問と不可解さが指摘されています。
問題点①精製ハチミツ
 臭い、色を除去する過程でビタミンやミネラルが失われるにもかかわらず「ハチミツ」と称することを許容していることから、ハチミツに対する「本質的成分が変化したり、品質が損なわれるような加熱や加工」を禁じる国際的な基準に反するのではないかという指摘がある
問題点②
 加糖ハチミツについて、欧州連合では異性化液糖を加えたハチミツが認められていないことを理由に「ハチミツ」と称することを疑問視する声がある。
問題点③
 適正な表示をしていると全国はちみつ公正取引協議会が保証する「公正マーク」のつけられた商品に規約違反が発覚した場合であっても、協議会は業者への事情聴取を行わず、使用許可を取り消すこともしなかった、さらに協議会が規約違反を把握しても、業者名を把握するのは一部職員に限るという内部ルールが存在する。
「全国はちみつ公正取引協議会」と云う非常に不可解な団体が存在しています。

ハニーロンダリングと云う言葉があります。国際的に問題視されている事案です。
 当ブログのように遊び半分で養蜂業の真似事をしているものが、あまり首を突っ込み他人様の商売の邪魔をしているような誤解を招くのは本意ではありませんので・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿