三方五湖レインボーライン。水月湖年縞、縄文博物館

6月23日（金）梅雨晴れ最後の日、福井県若狭町三方五湖にドライブしました。中国自動車道池田ＩＣ　～　舞鶴若狭自動車道　～　三方五湖　～　舞鶴若狭自動車道～　敦賀ＩＣ　～　北陸自動車道　～　米原ＩＣ　～　名神高速道路　～　吹田ＩＣのルートです。

三方湖畔に「若狭三方縄文博物館」があります。西日本には縄文遺跡が希薄であると言われていますが、此処の「鳥浜貝塚」は旧来の縄文のイメージを塗り替えるきっかけともなりった貴重な 遺物が出土し縄文ブームの切っ掛けともなりました。また、環境考古学の確立にも大きく寄与したそうです。

縄文博物館に隣接して道の駅「三方五湖」があります。敷地内に「水月湖　年縞」を展示する施設を改装しています。現在仮施設に簡単な展示が行われています。

仮説の展示室で職員の方に丁寧に解説して頂きました。ジャンルは違いますが最近地質学の世界で千葉県市原市の地層を地質時代の国際標準として「チバニアン」が話題になっています。「水月湖・年縞」はそれより一足早く時代測定の世界標準になりました。
◎「水月湖・年縞」

三方五湖レインボーライン。三方五湖の水面の五色と日本海の海の色、空の色の七色に擬えてレインボーラインと命名したそうです。
梅丈岳山頂公園。

映画の会「家族はつらいよ ２」

今月は「家族はつらいよ　２」です。主人公夫婦と長男家族、3世代同居のホームコメディーで退屈することのないさらっとした映画でした。前回は熟年離婚、今回は高齢者の運転免許返納と独居老人の死にまつわるドタバタ劇。でも後に尾を引くこともなく「あんな家族もいるんだ」で完結。この手で行くと次々と話題は尽きずシリーズ化が予想されます。
主人公の年齢が７３才の設定が当ブログと同い年ですが、傍から見ると当ブログもあんなおじんに映っているのかとチョッとガッカリです。
このような内容の映画は自分を重ねて視るのと飽くまでお芝居、絵空事と距離を置いて観るのでは感じ方が随分と違ってくるように思います。取り上げられたテーマを自分の、また身近な家族の問題と重ねると落ち込んでしまいますが、広い世の中、そんな問題を抱える家族もいるワイ、と等閑視すればコミカルな人生劇になります。

今回の参加者は主人公と同じ７３歳のオジン。主人公とは全く無縁のオジンもシンパシーを感じるオジンも元気なのはご同慶の至り。