TV報道のあり方が話題になっています。最近笑ってしまうのはNHK会長の漫画チックな言動の報道です。報道をするお仕事の人が報道されてどうするの?!と・・・。漫画のキャラクター然とした所で笑うより仕方ないようです。公共放送の中立公平などとムキになることもないと思うのですが・・。
同じNHKのクローズアップ現代の「やらせ」だけれど、手法として「再現ドラマ」だと問題にならなかったかも知れません。虚偽はダメですが、内容が事実であればそれ程目くじら立てる問題では無い様に思うのですが・・・。報道で一番肝要なものは「事実」よりも「真実」です。報道されたことは「事実」であっても「真実」であるかどうかは難しい問題です。それを見極めるのは報道する側にあるのではなく視聴する我々側の問題です。マスコミの影響力は絶大です。しかし、判断の基準は飽くまでも視聴者側であってほしいものです。
マスコミに関心をもつ人が一度は勉強するだろうアメリカのローリングツエンティー(禁酒法時代)の頃のシカゴ・トリビューンよろしく旗幟を鮮明にして論陣を張りオピニオンリーダーの地位を確立するような報道姿勢の方が分かりやすいように思うのですが。報道の中立公平などドダイ無理な話なのだから。
読売系列の「巨人偏重、巨人びいき」のスポーツニュースはどうするの?当ブログなどはどんなに「巨人偏重、巨人びいき」の報道を見ても「阪神フアン、アンチ巨人」は絶対に変わらない。要は報道側より視聴する側がフィルタを掛けて判断するしかないのでは。思想信条、言論報道、表現などの自由は断じて守らなければなりません。その原則を踏まえていれば中立公平などと取って付けた様なお題目は奥歯に物が挟まったようなわけの分からない報道になってしまいます。
前置きが長くないましたが、表題の報道ステーションの古賀茂明の電波ジャック事件です。当ブログは報道ステーションはニュースステーションの時代から基本見ないようにしています。理由は両番組のキャスターの軽薄なくな独善的な態度、コメントが肌に合わないからです。「お前が言うな。お前に言われたくないワ」と云う不愉快さがプンプンするからです。
今日、この件が話題になりYouTubeではじめてみました。見た結果、何が問題で大騒ぎするノ?
古賀茂明は何と無く「コメンテーターを降ろされるのは官邸の圧力による」と云うイメージをばら撒きたかったようです。「パッシング」とは具体的にはどの様なことなのか?仮に官邸が古賀茂明に脅しや圧力をかけたり、放送局に古賀茂明に降板を迫ったりしたら、それこそ大問題です。そんなことが実際あれば、古賀茂明ほどの訴求力のある人であれば即マスコミに暴露するはずです。また、放送局ならば「ピューリッツァー賞ものの特ダネ」をむざむざ見過ごすはずがありません。要は古語茂明のスタンドプレーで、それを阻止できなかった番組制作の幼稚なミス。番組制作の舞台裏のトラブルを生中継しただけのお粗末では・・。何故こんなことが大騒ぎになるのだろうか?そもそも、ニュースステーションの時代からこの番組はお粗末なトラブルが多すぎるようです。トヨタのスポンサー問題、そして最大の茶番「椿報道局長発言」・・・・・。チョッとレベルが低すぎるのでは・・。
そこで、当ブログが風聞を基に古賀茂明の電波ジャックの目的を邪推してみると・・。古賀茂明及びその周辺では「反原発」を主な政策目標として、政界再編せいを目指して「古賀新党」結成の動きがあるとのことです。古賀茂明の政界進出は周知の事実です。特に昨年亡くなった映画俳優であり市民運動に熱心だった菅原文太から強く勧められていたことがあります。そうすると今回の電波ジャックの本当の目的は・・・。自ずと腹が読める大芝居だったと言えます。全く人騒がせな困ったさんの困った行動です。