四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

ビクビクせず

2022-05-13 06:59:08 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『私が東京に出てきたばかりのころ、縁日で占い師に「あんたは刺激がないとだめな人だ」と言われたことがありました。

それから私は、困難な問題にぶつかると「いよいよおもしろくなってきたぞ」と、自分に言い聞かせるようになったのです。

 ふだん、なんとか事が運んでいるときは、これまで続けてきたことを大きく変えるのは、できそうでいて、なかなかできないものなのです。

ところが、崖っぷちまで追い詰められてしまうと、嫌でも変えずにいられなくなるわけです。

 会社でも組織がガッチリと整ってしまうと、みんなが、このままではいけないと気づいていても、いろいろと差し障りがあって、これまでのやり方を変えることがなかなかできません。

むしろ不況の時こそ、体質改善の絶好のチャンスなのです。

「この難関を乗り越えなくては」と、みんなが心を一つにして取り組むことができます。これが「提婆達多(だいばだった)が善知識」と拝む法華経の考え方です。

 ピンチをチャンスにしてしまえるようになったら、もう怖いものなしです。よいことがきても悪いことがきても、「いよいよおもしろくなってきたぞ」と、どっしり構えていられます。』

      庭野日敬著『開祖随感』より

PS 自分の受け止め次第です。因(自分)プラス縁(条件・他人)で果報が生まれます。


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