四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

学童疎開船「対馬丸」の悲劇

2012-05-16 21:20:14 | 生かされて今日
  横須賀市追浜にある海洋研究開発機構のゲート近くに石碑がありました。昭和19年決戦まじかの沖縄から長崎へ子供達が疎開する対馬丸(6754トン)が夜10時頃アメリカの潜水艦の餌食となり、親元を離れた学童775人を含む1418人が犠牲となりました。
 突然の深夜の撃沈で船内及び漂流のどんなにか残酷な状況だったか想像するだけでも涙が滲みます。鹿児島を遠く深海871メートルに沈んだ対馬丸を、当研究機構の深海調査船が確認したそうです。その悲しみを天皇陛下が詠まれた短歌が碑に刻まれていました。
沖縄市に対馬丸記念館が建てられ戦争という地獄を後世のために残されております。
 この頃自民党や産経新聞などが現憲法では祖国を防衛できぬと9条を含めた改ざんを画策しているのは極めて危険だ。金輪際、野蛮無慈悲な武力で祖国を滅ぶ瀬戸際に追い込ませてはならぬと思います。

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