四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

芭蕉翁の生家

2005-05-21 15:12:41 | 俳句
 実家は上野城から歩いて十分ぐらいでしょうか。低いくぐり戸に頭をぶつけて土間に入ると、もと台所に受付があり女性がひとり。詩をたしなむ者には、仰ぎ見る先達の家なので帽子を取る。
片方に8畳がふた間と四畳、ぬれ縁と座敷庭。土間は縦に奥のはなれの釣月軒までつづいている。
二階屋もある由で当時は八人で住んでいた。貧しい下級武士の家にしては、思ったよりしっかりした家だ。
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