四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

戦場の址・福岡の旅(3)

2007-10-30 08:27:57 | 生かされて今日
 今から約730年前、福岡市の西区今津の浜沖に蒙古の軍船がひしめいて殺到した現場です。横綱・朝青龍の祖先たちが対馬や壱岐の島々を略奪、殺戮して日本を服従させんと襲ってきました。ごうごうたる怒涛の轟音、防風林も傾く強風に戦場の恐怖感もさもあらんとビビリます。砂混じりの風は痛くて、白波が蒙古兵のむき出した牙のように見えます。

 物好きにも天神から地下鉄とJR、バスを乗り継いで最前線の戦場址を踏みしめました。第1次の戦争は1274年2.3万人、第2次は七年後で約5倍の14万人の来襲だそうです。
元寇を迎え撃つ日本は鎌倉幕府の執権・23才の北条時宗です。北鎌倉の円覚寺を作った時宗は、心労が重なりわずか31才で亡くなりました。我が町横浜の金沢文庫・称名寺を創建した北条実時は時宗を支えました。

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