四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

ぼたんと芍薬に酔いました

2014-05-05 18:50:47 | 生かされて今日

 大船の県立植物園へ参りました。スルーした鎌倉駅のホームはゴルデンウィークさなかで混雑していて、小町通りは新宿並みの混雑が予想されました。その点植物園は空いていて好都合です。藤の盛りの横須賀菖蒲園もいいのですが、藤の花とぼたんとを一緒に眺められるので大船フラワーセンターを選びました。

大船観音は美しくおわし、山には藤がなびいております。柏尾川には小鮒が群れ曲線を描いて春惜しむ時節です。まず出向いたのは芍薬園。小粒な美人に似ていまから盛りを迎える様子です。みな蕾は濡れていて色っぽいですね。素敵だ。

ぼたんは花の王様、美女ばかりの大奥もかくやと目移りしてウキウキします。ため息をつかせる艶やかさです。

☆牡丹散て打ちかさなりぬ二三片    蕪村

★ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに   森 澄雄


コメント    この記事についてブログを書く
« 横浜教会は62才を迎えました | トップ | ちしろ先生に惚れて20年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生かされて今日」カテゴリの最新記事