四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

さらば八月

2008-08-31 06:03:41 | 俳句
 『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず』で、過日の炎天・熱帯夜の八月も過ぎ去ろうとしています。あかざ句会での感銘句をご紹介します。

★カンナ朱(あか)し戦を語り継がず逝く  教子

★敗戦忌溶けかかりたるチョコレート   とし子

★白日傘風と行きつく能楽堂   英子

★項垂(うなだ)れしひまわりがゐて君が居て  恵美子

私の作品  冷したるミルクの手向け長崎忌   駿
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