四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

山形県酒田市の山居倉庫

2006-10-27 05:42:08 | 生かされて今日
 最上川の河口にある酒田は江戸時代の海運で大いに栄えた歴史を誇る。今は金満時代のスピードに取り残された愁いが感じられます。夕方食事に出かけましたが、ひっそりとしてほとんど出歩く方を見かけません。道路にゴミが無く家庭的な品格、健全な暮らしが偲ばれました。
 明治の米蔵、山居(さんきょ)倉庫はケヤキの大木が黄葉して舞い散り黒い12の屋根、レンガ色の壁の裏側がとてもステキ。紅葉のつたも美しい。
お稲荷さんには升の新米がお供えされ、独特のしめ縄も新藁です。さすが米どころ。
 西郷隆盛が敵対した庄内藩に温情の処置で済ましたそうで、鹿児島市とは兄弟都市なんだそうです。彼は旧鐙屋に宿泊したそうです。驚いたことには西郷さんを祭る南洲神社もあるんですよ。初代山形県令も薩摩人です。
 芭蕉さんの足跡も残り、寺は壮大です。
コメント (2)