ロワールワインのAOC

何年振りでしょ。
ソムリエ協会の例会に参加するのは

充電中の今、こういった勉強会にはドンドン参加しないとね

今回は大好きなロワール地区です。

しかし、考えてみるとロワールワインといって、飲む機会があるのは中央フランス地区のサンセール（白）やピュイィ・フュメじゃないですか。

こういった会に出ると「あぁ～、色々なワインがあるんだから、もっと飲む機会があれば良いのに」と思います。

講師の長田先生（レストラン・シャンベリー　シェフソムリエ）も仰ってましたが、ロワールワインでオードブルからデザートまでバラエティーに富んだ楽しみ方が出来るのです。

スパークリングワインであるクレマン・ド・ロワールとか、辛口スッキーリーであるミュスカデとか、エレガントで私の大好きな白ワイン、サンセール、ピュイィ・フュメとか、辛口から甘口まであるヴーヴレイ、甘口ワインの偉大なるボンヌゾー、可愛らしいロゼワイン・ロゼ・アンジュー、ロワールの赤として有名なシノン。

でも、前述のようにサンセールにも赤はあるし、ロゼで有名なアンジューには濃い赤もあるのです

テイスティングは、こちらの４本。
「いやん、ソーヴィニヨン・ブランが無い」って思ったんだけど。
確かに。どこでも飲めるワイン飲んでもね～。お勉強にはなりません。

　

左から
Muscadet Sevre et Maine 2008 J.Moreau et Fils

すっきり、夏の昼間に海辺とかで飲みたいワインです

Montlouis Sur Loire Clois du Breuill 2007 Francois Chideine

久々にシュナンブランのワインを頂きましたが、いやぁ～、ボリューム感と酸味のバラン　スが絶妙で美味しかった～こちらの造り手は、ビオ・ディナミで造っているとの事。ワインが開くのに少々時間がかかるそうです。十分美味しかったので、更に美味しくなった状態でお逢いしたかったわ

Anjou Rouge Coteaux D'ardenay 2005 Patrick Baudouin

濃い～いワインですね～。カベルネソーヴィニヨン主体、カベルネフラン混合だそうです。
外観から感じる印象よりも、飲んだファーストアタックは優しい。果実味がたっぷり。「あらステキ」と思ってると、ぐぐぐっとタンニンが出てくる面白いワインでした

Sancerre Rouge 2006 Ladoucette

そっか～。ラドゥーセットのサンセール・ブランは何度も頂いた事はございますが、ルージュは初めてです
サンセール・ルージュと言えば、同じ会場で１１年前に受けたシニアソムリエの試験で出て「まさかサンセールの赤が出るとは～～」と落ち込んだ思い出がございますね～ま、ピノ・ノワールが当たってたので、合格許されたのでしょうかね
エレガントなピノノワール！酸味も生き生きとしていて美味しゅうございました

今回、A師匠以外の先生のテイスティング・コメント、久々に聞かせて頂いたのですが、はい！とっても勉強になりました～
やはり、フレンチとイタリアンの違いもありますからね
どんどん、講習会にも参加しなくちゃ

私は、イタリアン、フレンチにこだわらず、お家で普通に、もっともっと多くの人にワインを楽しんで貰えるような活動ができると良いな～