Dralionのジャグラー

「サーカスのビデオを観ない？」と誘われました。ショーの後。
ルイックはどちらかというと新しいアーティスト。ジャグリングを得意としていて時間があれば何かをジャグリングしています。彼のサーカスＤＶＤコレクションは見事なもので、ケースパンパンに入っていました。誘ってくれたフグは前々からジャグリングとダンスの融合のことをよく話してくれ、それを私に見せたいようでした。
明日は休みだし、夜更かしもいいか。
ドラリオンのジャグラーのことは正司くんから聞いていて前から観たいと思っていました。確かに凄い・・・ボールのジャグリングに彼独特の身体使い。ジャグリングするだけでも凄いと思うのにトスやキャッチのバラエティーも豊富で身体も見事に鍛えられています。ボールをひとつ首の後ろでキャッチする、これは考えられることです。そのボールをそこに置いたまま、正確に言うと少しずつ下にずらしながらひとつ、もうひとつとキャッチを続け、５つのボールを背骨に沿って並べる、それも等間隔で。これはどうでしょう。もちろん手は使わずです。そういうことを踊りながら時には何事も無いかのようにやるのです。テレビに向かって拍手をしました。
彼の代役となったアーティストが出ているサーカスコンクールのビデオや、６０年代のサーカスを観ました。昔のサーカスはマットはただの厚めのカーペットだったり、トランポリンはゴムで何本か切れているのが見えたり、スーツがアクロバットの衣装だったり、安全ネットやマットが無かったり・・・３時半ごろはさすがに眠くなってきましたが興味深いビデオ鑑賞会でした。