のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

“ポテト”のしわざ

2006-07-23 | KA
一回目のショーで『ページェント』の音楽がいつもと違い混乱が起きていたようです。
しかし二回目はそれどころではありませんでした。『ストーム』では舞台がなかなか下がらずボートが立ち往生し、引き続いて『ディープ』にも何かが起きていたらしく曲が長引きました。『影絵』に双子の男の子たちが出て行く時は、花道下の安全確認が取れず客席からの登場。私の出番までにはマットの用意ができ花道を使って登場できました。そして最後の『エピローグ』。すべてのキャラクターが“タタミ”と呼ばれるステージにのり、リフト5が上がります。しかし、そのステージが上がってこないのです。少しの遅れは今までにも何度かありましたが、こんなに長かったのは初めてです。みんなで何とか演技をしながらステージが上がるのを待ちました。後から聞くとキュー出しを聞く機械をつけていてもそこからは何も指示が出なかったそうです。そして、最後のステージが上がらなかった理由は『バトルフィールド』で投げた通称“ポテト”が、舞台と舞台の間に挟まったからとか。“ポテト”はメークインのべイクドポテトのような形をしています。投げられた“ポテト”をプロップスが拾え切れなかったということと、安全装置が機能しているということです。