のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

記録的“Happy...”

2006-07-16 | KA
両親からの荷物が届きました。“お誕生日おめでとう”今日はバッチリ7月15日。

メールを開けると家族と、先生方と、友達からのお祝いメッセージ。覚えていてくださってありがとうございます。

更衣室に戻るたびにプレゼントが届いていました。お礼に行くと選んだ時の思いを聞くことができ新たな思いがそこに込められます。

お化粧を始めるとすぐプロップスに呼び出され、何かやり忘れていることがあるかと思い急いでいくとそこにはバースデイケーキが。お気に入りは荷札と結束バンドを利用したケーキに刺さっていたカード。打ち合わせの時間を割いて祝っていただきました。

カンパニーマネージャーが10数名に舞台裏を案内していました。それは日本人の方々で、“Happy Birthday”と思いがけずお祝いしていただきました。

たくさんのお祝いを頂き時間がどんどん過ぎました。ショーが始まっても“Happy Birthday”は続き、会うたびに一回と限らず声を掛けてくれます。時には出番直前過ぎでドキっとしたことも。そんなみなさんにお礼の気持ちを込めて舞台に立ちました。幸せな気持ちいっぱいで舞台に立てる日。

カンパニーマネージャーが何かを持って近づいてきます。「さっきの日本人団体からのプレゼントだよ。」

風船で作った花束が届いていました。たくさんのメッセージがいろいろな国の言葉で書かれていて。

メッセージを読み始めると隣の更衣室に呼び出されました。お化粧半分落としかけ、衣装を半分脱いだところ、シャワーから戻って真っ裸、少し目のやり場に困りながら奥まで行くとみんながその格好のまま集まって“Happy Birthday”を歌いだしました。そしてシャンペンでお祝い。私の心はもういっぱいいっぱいで涙となって溢れました。

いつもゆっくり帰り支度をする私も今日は急ぎました。居酒屋に行くことになっていて、そこまでフグが車で自転車とともに運んでくれるといってくれたからです。ついでにアパートまで送ってもらうことにし、頂いたプレゼントも持ち帰りました。

居酒屋ではわいわいと。私はいつものように“ご飯の大きいの”を一番に頼みました。いわゆるどんぶり飯。今日は食べ物よりも話に集中。2時間以上を過ごしました。

1月から運転をしてないという私に運転をさせてくれました。すぐそこのアパートまでのはずが、高速道路の運転までチャレンジさせてくれました。運転しながら「これは今日のブログに書くことになるんじゃない?」と彼。なんでもよく覚えています。ガソリンを入れるとすぐに満タン。55セント。それをわかっていてやらせてくれたのでしょう。

空が明るくなり始めアパートに戻りました。眠い中なんとなくメールを開けると返事を期待できない人からメールが。最後の最後までHappyな日でした。