抜歯
2006-05-08 | 日記
1年以上前から左の一番端の奥歯(15番)を抜きなさいと言われていたのに抜かずにいました。その理由はラスベガスでいい歯医者さんを見付けられなかったこと。その歯は壊れているので抜かないといけなかったのですが、特に痛むこともなく、ただ食物がはまるのが心地悪いだけでした。抜きなさいといわれた時、たぶん抜くのは大変でしょうとも言われ、親知らずを抜いたことのある人に翌日は仕事にならないなどとも言われためらっていました。
その歯とは別に、どの歯よりも長く使っている歯がありました。乳歯の下に永久歯がないからと乳歯を一本使い続けていました。その乳歯を1月に日本に帰国した時に壊しました。固くなったパンをかじっている時に食べてしまったようです。気付くと欠けていました。この歯も痛みはありませんでしたが、他の歯への影響を考え先日新たな歯医者に行きました。日本語が話せる方がいるという歯医者さん。少し遠いのでそれまでは躊躇して行きませんでした。すると先生は人情味豊かな先生で奥歯のことを話すと「日曜日に抜けば月曜日休めるのか・・・じゃあ、日曜日にいらっしゃい。」とおっしゃってくださったのです。もちろん通常はお休みです。
それが今日。朝9時の予約だったので、8時に家を出ました。先生とほぼ同時にオフィスに到着し、先生は鍵を開けながら柱にくくりつけた私の自転車を眺めているようでした。「どうやって来たの?」「あの自転車で。」「自転車は中に入れたほうがいいね、何がおきるかわからないから。」
治療の支度が整い中のいすに座ると、一緒にいらしていた助手の方、たぶん奥様に「歯を抜いたあと彼女のことを自転車で帰らせたくないから一度戻ってトラックに乗り換えて来てくれる?」と話しているのです。私はすぐに大丈夫であると言いましたが、彼女は戻っていきました。
骸骨から歯が抜けているという感覚と、ギシギシという音が骸骨に響いているということが不思議であったこと以外は、治療はスムースで痛みは全くありませんでした。先生は優しい英語を使って丁寧に説明してくださいましたし、リラックスする環境を整えて下さいました。そして抜歯を終えると先生のトラックで自転車とともにアパートまで送ってくださいました。
今日は静かな風の吹く穏やかな日。物を食べられなくてお腹はペコペコですが、心は十二分に満たされています。
その歯とは別に、どの歯よりも長く使っている歯がありました。乳歯の下に永久歯がないからと乳歯を一本使い続けていました。その乳歯を1月に日本に帰国した時に壊しました。固くなったパンをかじっている時に食べてしまったようです。気付くと欠けていました。この歯も痛みはありませんでしたが、他の歯への影響を考え先日新たな歯医者に行きました。日本語が話せる方がいるという歯医者さん。少し遠いのでそれまでは躊躇して行きませんでした。すると先生は人情味豊かな先生で奥歯のことを話すと「日曜日に抜けば月曜日休めるのか・・・じゃあ、日曜日にいらっしゃい。」とおっしゃってくださったのです。もちろん通常はお休みです。
それが今日。朝9時の予約だったので、8時に家を出ました。先生とほぼ同時にオフィスに到着し、先生は鍵を開けながら柱にくくりつけた私の自転車を眺めているようでした。「どうやって来たの?」「あの自転車で。」「自転車は中に入れたほうがいいね、何がおきるかわからないから。」
治療の支度が整い中のいすに座ると、一緒にいらしていた助手の方、たぶん奥様に「歯を抜いたあと彼女のことを自転車で帰らせたくないから一度戻ってトラックに乗り換えて来てくれる?」と話しているのです。私はすぐに大丈夫であると言いましたが、彼女は戻っていきました。
骸骨から歯が抜けているという感覚と、ギシギシという音が骸骨に響いているということが不思議であったこと以外は、治療はスムースで痛みは全くありませんでした。先生は優しい英語を使って丁寧に説明してくださいましたし、リラックスする環境を整えて下さいました。そして抜歯を終えると先生のトラックで自転車とともにアパートまで送ってくださいました。
今日は静かな風の吹く穏やかな日。物を食べられなくてお腹はペコペコですが、心は十二分に満たされています。