再現風景

まるで、昨日の女子オープンの三重県のお天気が、そのまま福井に引っ越してきたようだ。快晴の空に、めちゃくちゃ風が吹く。朝方、黒い雲も見えたが、あっという間に風に飛ばされて、快晴の空が広がった。

午前8時にちょっと街中へ。2件の用事があった。最初は、我が集落に田んぼを持っている地主宅。その昔、私がお世話したのだが、買ってくれた人はあの世。家を継いだ息子との話。彼もお父さん同様、なかなか聡明な人物で、会うのは2度目だが、話はしやすい。

二人目は、今から京都に出かけるとか。なあに、話は5分ですむ。資料を渡して、終了。行きも帰りも、日曜だというのに、工大前は平日の朝みたいに車が混んでいる。高校生が学校に詰め掛けてくる。何か、行事があるのだろう。

家の目の前のフェニックスでも、車がいっぱい。昨日も今日も、朝から道を走る車の数が多い。この時期は土日でもみんな忙しいらしいや。

シャガール

２０１９年１０月６日（日曜日）：By Yahoo [ 18c/25c/40% 68K85F ] 曇り時々はれ

夜明け前、静かな中に、なにやらざわざわと風が吹き渡る。それも、冷たい南風だからガタガタと時折音を立てて、部屋に吹き込んでくる。「野分」？　やっと季節が入れ替わったのかもしれない。

昨夜「ノッティングヒルの恋人」を見ていたら、我が家にあるシャガールのポスターと同じ図柄の「本物」らしき絵が出てきた。昔、事務所には重量のあるカラー写真たっぷりの美術書が作家シリーズで置いてあった。なぜ、買ったのかというと、興味があったから。安いポスターばかりでいいから、取り扱う画廊もどきをやりたいという夢があった。

ネットでNYのソーホからポスター絵を何枚か、買ったら船便で届いたこともあった。国内のブローカーと知り合って、シャガールのポスター画シリーズ12枚組を1枚3万5千円で買ったが、10枚はある社長が彼女にプレゼントすると持って行って、金はくれなかった。仕方なしに、ゴルフのアイアンセットの売り物をもらってきたが、それだった18万円だったから、いまだに算盤は合わない。

今は、シャガールなど好きでもなんでもない。名前は思い出せないが、大都会NYのま夜中の真っ暗な街中にポツンと浮かぶように明かりがついているガラス張りのコーヒーショップに2、3人のお客がポツンポツンと一人で座っているのがガラス越しに見える、あの絵が好きだ。

なんと言ったっけ？　あとで調べよう。