ようやく、晴れて

明るくなってきた！　ようやく空が晴れ渡り、明るい日差しが降り注ぐ。豆狸に昼食に出かけ、スーパーで少々買い物。

帰宅してテレビを見ると、台風被害の実態が続々見えてくる。一方、台風などどこ服かぜの民放番組。

さあ、少し、昼寝するか？　明日は体育の日で旗日。村の神社も小さな催事がある。

被害の全貌

２０１９年１０月１３日（日曜日）：By Yahoo [ 16c/22c/40% 68K72F ] 小雨のち曇り

霧雨のような細かく冷たい雨が、冷たい風を伴って降っている。おそらく、日本全体の状況を知る一番の情報機関は、NHKだろう。そのNHKも今朝は取材が追いつかない。週末から連休という、社会生活を営む人間を嘲笑うように、台風は週末にやってくる。

台風19号は逃げ去るように時速65キロで離れていく。明るくなると同時に、長野、新潟、北関東から東北、特に福島や宮城の川の氾濫情報が集まってくる。その数があまりに多くて、実態が掴めないほど。地元の警察、消防、役所をはじめ、地元の土建業者から自衛隊に至るまで、大奔走、混乱の極みだろう。被害は現在進行中で、一刻も早く、救助や救済を求める人もいる。

冷静にみると、意外に静岡方面から神奈川や東京の被害は少なく、東海道新幹線など運転を再開しているし、新潟に向かう上越新幹線も動き出す。上陸した伊豆半島の情報も全く報じられていない。この方面は、大雨や大風に強いのだろうか？

まるで、東北沖の大震災被害時のデジャブを見ているような、列島大災害。15号の被害地、千葉だってひどいに違いない。

実にありがたいことに、ボロい我が家も、なんとか今回は無事に過ごせた。地元は水害も風害も報道されていない。
「じーちゃん、大丈夫か？」
「おお、今、家が飛ばされて、北朝鮮に飛んでいくところじゃ」
「部屋にいるじゃん！」
「部屋がそのまま、飛んでいるんじゃ」
「ちょっと、窓を見せてみ？」
「真っ暗で、なあも見えんぞ」
「んじゃ、部屋のドアを開けてみ？」
「ドアか？　危ないから、嫌じゃ！」
「いいから、開けてみろよ！」
「ちょっと、だけだぞ！」
「見えんじゃないか！　もっとゆっくり！」
「危ないんじゃ！」
「いいから、いいから、開けろよ」
「仕方ないなあ、ほれ！」
「ああ、廊下があるじゃん！　嘘ついたなあ、このくそじじい！」
「お前の、じじいじゃ！にとるんじゃ、お前に　はははは！」
幼稚園児もマン6歳になったから、来年は小学生だ。