今の中国の物作りや軍事力を侮ると痛い目にあう。そんな気がする。安かろう、悪かろうという技術力は、ずっと昔の話。様々な方法で、あっという間に高い工業生産能力を身につけている。
世界の中で、その地位にあったのは日本だが、それは過去の栄光だ。技術を誇った日本の大企業から凋落傾向にあるのは、東芝やシャープを見るまでもなく、論を待たない。中堅どころの製造会社も同様に、凋落している。
豊かな時代背景で育った人間力が落ちているからだ。今、世界で一番「舐めていい国」は、恐らくアメリカ合衆国だろう。ロシアも中国も北朝鮮も、そんなことは分かっている。強大な、世界一の圧倒的な軍事力を備えているから、誰もがボスを立てているが、国家としての結束力は、もはや風邪ひき接着剤。
何かあれば、バラバラに崩壊する瞬間がありそうだ。
日本だって同様だろう。