先日、リヤデフのリングギヤを交換して駆動比の変更しました。
いわゆる「マエカキ」と言われるフロント側のタイヤの回転を速くした状態です。
その効果を確認する為に、いつのもコースでテスト走行をしてきました。
結論から言うと、
かなり曲がります。
Σ(´∀`;)
ビックリシタヨ。
正確には曲がると言うよりは、「フロント側の動きが速い」と言った感想です。
駆動比の変更後、一番最初の感じはFFマシンの「タックイン」に似た感じで、リヤ側の動きが付いて行っていない感じでした。
このままではコントロールが難しいのでセッティングの変更が必要になってきます。
車高を前後とも5.5ミリに変更して、スロットオフ時にリヤ側へ少し荷重をかける様にします。
また、ダンパーエンドで0.3ミリ、0.5ミリ、0.8ミリとストローク量を増やしていき、リバウンドストロークを増やしていきます。
それと気になった点として、ステアリングを最大に切った時にフロントタイヤ突っ張る感じで失速する感じがありました。
これに関してはプロポのD/Rを5パーセント落として、ステアリングが切れ過ぎない様にして対応します。
その結果としてリヤ側が安定してコーナーを速く旋回する事ができます。
旋回の中心がマシンの中央側に寄った感じがして、マシンの旋回が速く感じます。
特に低速コーナーが続く場面では、旋回が速くスロットが僅かに早く開けられる感じがしました。
この部分は以前と同じ走行ラインでも楽に走行できました。
一番気になっていた駆動比の変更による「最高速度の低下」なのですが、これは問題ありませんでした。
同じレギュレーション仕様のTT-02に一緒に走ってもらったのですが、最高速度はほぼ同じでした。
走行後の各部のチェックで唯一気になったのは「タイヤの減り具合」です。
以前はコースレイアウトの関係でフロント右側のタイヤが特に摩耗していました。
しかし変更後はリヤ右側も同じ様に摩耗しています。
これは駆動比の違いによるものかリヤ側がスライドする為か、はっきりとした原因は分かりません。
これはもう少しセッティングを詰めて様子を見たいと思います。
今回の「駆動比の変更はどうか?」と聞かれたら、
これは有効だと思います。
(・∀・)
イケルトオモイマス。
もちろん路面状況にもよると思うのですが、屋外アスファルトコースでは有効かもしれません。
もう少しセッティングを詰めてからレースに投入して、その結果を出したいと思います。